数々のタワープロジェクトやベイエリアの大型商業施設等、陽の当たる大規模計画以外にも刻々と変化を遂げている神戸都心エリア。街を歩けば「おや?」っという所にも新たな建設現場を目にします。そんな小さな変化を今回は集めてみました。名づけてミニミニ大作戦!
ミニミニと題しましたが、まずは比較的規模の大きいプロジェクト。竣工間近の下山手通4丁目共同ビル(仮称)です。地上13階建の複合ビルで共同住宅、店舗、事務所が入居します。ブルーの防護シートが取り払われその姿が現れました。
スタイリッシュな外観と共にこのビルの特徴になるのが1階に店舗を配置、2-11階を賃貸住宅、そしてトップ2フロアの12-13階をオフィススペースとしている点です。建築主は神戸都心でもオフィスビルや商業施設を多く手掛けている安田不動産です。単に賃貸住宅や分譲住宅にせず複合ビル化したのは同社らしい試みかと思います。
下山手通共同ビルを拝んだ後、トアロードに折れて南下すると通り沿いに面して存在した駐車場とその裏手にあったマリナーズ厚生会病院が解体されていました。(仮称)中山手通二丁目計画新築工事なる建設現場です。奥行きのあるかなり大規模な敷地です。病院の建替えと思いきや、同院は中山手通7丁目に移転しています。さて、新たなにどんな建物が建つのか。期待し過ぎずに期待して情報開示を待ちたいと思います。
山手幹線沿いのガソリンスタンドが閉鎖されてから随分と時間が経過しましたが、ようやく何らかの建物が建設されています。掲示看板にも何ができるとは表示されていません。2階程度の低層の建物ですが、気になったのが、掲示には1年間の暫定施設云々・・・。ということは1年後には解体されて本格的な建物が建設されるのかどうか。行方を見守りたいと思います。
三宮に移ります。御幸通は三宮ビル東館の裏手に建設工事を発見。大東建託による事務所・住宅の複合ビルが建設中です。元々は二階建ての立体駐車場だった敷地です。周囲には近年、アパホテルやダイワロイネットホテル等のビジネスホテルが続々と進出し、最近ではオリックス三宮ビルが竣工するなど変化の著しいエリアです。
先程、取り上げたトアロード沿いで解体され移転開業したマリナーズ厚生会病院ですが、新規移転開業する際、磯辺通にあった神戸海岸病院と統合され、神戸マリナーズ厚生会病院として再出発しました。中山手通2丁目のマリナーズ院と同様に海岸病院も解体作業の真っ最中です。かなり老朽化していた建物でしたが、こちらもかなり奥行きのある大きな敷地です。すでに買い手が付いているのでしょうか。
三宮センター街も近年、さんセンタープラザがエントランスを改装したり、老朽化した店舗がリニューアルを行ったり等、化粧直しが進んでいます。東側入り口付近にあり、神戸マルイに隣接したミヤワキビルもリニューアル工事が行われているようです。完成後にはどんな姿を見せてくれるのか楽しみです。
アーケード両サイドのフレームもブルーになったセンター街は現状の形を保ったまま進化を続けるのでしょうか。さんセンタープラザが建替えられる場合は、その姿を大きく変えることになるかもしれません。
今回取り上げたプロジェクトの行方が気になる所です。今後も追っかけ取材を行いたいと思います。以上、ミニミニ大作戦でした。
ミニミニ大作戦
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かなりミニミニな話ですが、ビュータワー住吉が面する2号線のひとつ山側の裏通りにあるTSUTAYAとファミリーマートの間に高さ20mくらいの建物が建てられるみたいですよ。
みかげさん
情報ありがとうございます。が、さすがに郊外エリアのミニミニ計画まで追っかけるとキリがありません・・・。なのでミニミニはあくまでも都心限定にしたいと思います。商業施設等であればまた別ですが・・・。