6月の開業に向けて仕上げ工事が進む神戸須磨シーワールド周辺でも再整備が大詰めを迎え始めています。
シーワールド南側の須磨海岸でも須磨地区海岸整備工事その7が開始されました。
シーワールドとの境界線から須磨ビーチまでのバッファーゾーンを緑地として整備し、須磨海浜公園と海岸を一体感のあるリゾートゾーンへと仕立て上げる計画です。
整備対象エリアは広大です。整備後にはこの緑地と神戸須磨シーワールドホテルの敷地が一体化されるようです。
須磨ビーチの砂浜中央のプロムナード沿いに仮囲いが設置され、その北側が整備の対象になっています。
プロムナードに接続し、砂浜を縦断する新たなプロムナードの整備も開始されています。
基本的に整備の対象エリアは現在の砂浜から舗装や芝生広場に転換される模様ですが、この広域をこれから3.5ヶ月程で整備する事は可能なのでしょうか。
神戸須磨シーワールドに沿ってあった従前前の木立や植栽の垣根、擁壁の撤去が進められています。
擁壁のあった部分の内側にはシーワールド用に構築された新たな擁壁とそれに沿ったプロムナードが整備されています。また道沿いには松の木が植えられています。
プロムナードは西側の松の杜ヴィレッジと繋がりますので、須磨海浜公園をグルリと取り囲む形になります。
アクアライブ棟の南側に設けられた「BE KOBE」モニュメントの設置エリア。メリケンパーク並みにしっかりとした大きさのモニュメントになりそうです。
メリケンパーク同様に訪れた観光客が記念撮影の為の列を作る事になるのでしょうか。須磨ビーチとモニュメントをバックに写真が撮れるので人気を集めそうです。
東側の駐車場の南側に広がる須磨ヨットハーバー周りで整備工事が開始されました。
現在は閉鎖的なヨットハーバーの存在を今よりも身近にする事で、須磨海浜公園エリア全体のリゾート感の雰囲気をより高める戦略かと思われます。
ヨットハーバー周辺に歩道を整備し、人々が散策できるようにするようです。ヨットハーバー自体の港湾施設整備について民間事業者によるPPP/PFI導入も検討し、また現在、ハーバー内唯一の飲食店であるカフェ&ダイニング「ノースショア」以外にも集客施設の拡張も構想されています。
垣根の撤去が進行中ですが、電線の共同溝も構築して、電柱地中化を行う事も必須かと思います。須磨海浜公園から須磨ヨットハーバーまでが一体的にシティリゾートとして生まれ変わりつつあります。今後の更なる変貌が非常に楽しみです。
須磨地区海岸整備工事その7着工 神戸須磨シーワールド南側の須磨ビーチで整備進行中
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