三宮

過去1年〜最近竣工したテナントビルの状況について エリア・立地による明暗が分かれる



過去1年の間に竣工したテナント商業、オフィスビルは複数存在します。三宮再整備が本格的に開始される以前は、こうしたビル開発予定の動きは殆ど見られず、リーマンショック以降は、コロナ前のホテル建設ラッシュが唯一の都心におけるマンション以外の不動産開発でした。完成したテナントビルの現況を確認してみたいと思います。



トアロードビルプロジェクトとしてコクミンドラッグ跡地に建設されたテナントビル。地上6階建・鉄骨造の建物で、竣工仕立てホヤホヤです。開発段階からメディカルモールのテナントビルとして想定されていたようです。



(仮称)神戸トアロードメディカルセンターとして2-5階でテナントを募集していたようですが、4階に皮膚科、5階に画像診断クリニックの入居が決まっているようです。1階は調剤薬局が入るものと思われます。



物件の正式名称は「サンケン トアロードビル」のようです。特徴的なファサードがトアロードによく映えます。商業テナントビルだともっと良かったのですが、平屋建てのコクミンがあるよりは高度利用されていると言えるでしょう。



昨年、リニューアルが完了した神戸BALのアネックスの2棟ですが、本館と繋がった部分や南側の棟の上階に入るテナントはまだ見つかっていないようです。水面下での交渉が進んでいる事を期待したいと思います。



三宮中央通りの大和神戸ビル。1-2階には商業テナントが入った他、オフィスフロアにはアシックスの本社機能が一時移転する等、既に満室稼働中のようです。アシックスが雲井通5丁目の再開発ビルへと移転した後に再び空室が生まれる想定です。



三宮・磯上通7丁目で昨年4月に竣工したオフィスビル「LINEA三宮」。地上10階建てのデザイナーズオフィスビルです。



竣工から1年を経過しましたが、現在のところテナントは入っていないようです。

すぐにテナントが入らない傾向は、ここ数年に開発されたオフィスビルを見ても同様です。時間を掛けると、最終的には満室に至る為、数年は我慢の時間です。



1階の店舗についてはまたオフィスフロアとは動向が異なります。比較的、出店しやすい飲食店の入居も想定されているようです。よく見ると、看板の物件名は「GROOVE神戸三宮BLD」になっています。売却されたのでしょうか。



同じく磯上通7丁目にNTT都市開発が建設したテナントビル。建設中はオフィス、サロン、クリニック等の出店テナントを募集する通常のテナントビルとして想定されていましたが、現在はメディカルモールに路線を変更し、(仮称)三宮メディカルセンターとして、1階に調剤薬局、3階に内科クリニックの開院が予定されています。



磯辺通3丁目で昨秋に完成した地上10階建てのテナントビル「Konavier(コナヴィエ)三宮」もまだテナントが入る様子はありません。

葺合南54号線以東で完成したテナントビルは苦戦が続いているようです。三宮東地区へと人流が顕著に増加してくるのはやはり27年の雲井通再開発がキッカケになるのではないかと思います。それまでは忍耐の時間でしょう。

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