来春に完成する神戸空港サブターミナル及びエプロン拡張工事に伴い、国際チャーター便の就航と国内線発着数の40便/日の拡大が予定されていますが、韓国のナショナルフラッグキャリアである大韓航空が神戸空港への就航を表明しました。
以前より同社は神戸へ乗り入れに関心を示していましたが、遂に正式に就航を決定しました。導入される機材はエアバスA321neo。全長は44.51メートル、全高は11.76メートルの機体で、座席数は180席の仕様。ソウル・仁川と神戸を2時間で結びます。同機材はANAが羽田、札幌-神戸便に活用しています。
1日に朝・晩の2便を運行し、需要を開拓します。現在、大韓航空は羽田、成田、関空、名古屋等、国内12都市と仁川を結んでおり、これに神戸も加えられる事になります。チャーター便の形をとっていますが、個人でも航空券を購入できるので、実質的には定期便に近い形での運航になる模様です。
名実と共に国際空港の道が開けた神戸空港。大韓航空の機体がエプロンに駐機する姿を目にする事で国際化を実感できるでしょう。次に就航を表明する航空会社はどこでしょうか。台湾の中華航空やEVA、神戸への興味を示しているエミレーツあたりでしょうか。
空港ターミナルビルのキャパシティが逼迫している関空を嫌う旅行客やビジネス客に神戸という新たな選択肢が生まれる事は利用者にとっても大きなメリットとなるでしょう。神戸から仁川経由で世界の様々な都市へアクセスする事も可能になります。神戸におけるインバウンド需要掘り起こしにも期待したいところです。
神戸空港国際チャーター便の就航第一社目は大韓航空
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待ち望んだ「国際化」がいよいよ始まりますね。25年から30年(国際定期便就航)に掛けて、大韓航空に続く航空会社が現れることを望みます。
神戸からアジアを中心に10都市以上と行き来できたら、ポーアイや三宮や新神戸も様相が変わってくると思います(ホテル、オフィス、ひいては雇用増加に伴い、他の区も含め住宅需要など)。
こんなに繁華街と空港が近い都市も多くはありません。梅田や新大阪も関空はおろか、伊丹も近くない。
交通結節点として、これを活かせるかどうかが神戸の未来を左右しますね。
そう考えると、新神戸だけでなく、長距離バスターミナルは大変重要ですね。
いよいよですね!
早々に名乗りを上げてくれた大韓航空に感謝したいと思います。これが呼び水になって他の航空会社も続いてくれる事を願います。
三宮再開発と共に神戸空港国際化は今後の神戸発展の根幹をなすものだと思います。
関係者の方には今後も長期的な視点での再整備をお願いしたいと思います。
あれだけ紆余曲折有ったのに
決まるときはあっさり決まるもんだなあと
感慨深いです
是非台湾や香港やタイの定期便も来て欲しいですね
2030年前後には、最大120便の国内便に最大40分の国際定期便+国際チャーター便の就航となる予定なので、国際化後の目標とする利用客数700万人は現実味を帯びているといって良いでしょうね。
今後、神戸空港へのチャーター便就航が発表される航空各社は、間違いなく定期便に関係してきますので、有力視されている台湾の航空会社や中東のエミレーツ航空ほか、期待に胸を躍らせつつ、今後の動向を見守りたいと思います。
最大40便の間違いでした。
大韓航空の国際チャーター便就航が決定、それも神戸-仁川「1日2往復」と定期便並で、神戸空港のポテンシャルは高く評価されました。今後多くのキャリアが就航表明するでしょうが、就航都市としては仁川に続き台北・上海・広州・バンコック・ジャカルタ・シンガポール等が予想されます。シドニー・ボンベイ・ドバイまで伸びれば嬉しいですね。
実質的に定期便と変わりませんが2030年前後の定期便解禁に謳う20往復便制限はそれ以前に突破する可能性もありそうですね。その場合20往復便は国際定期便に移行し、それ以上は国際チャーター定期便に留まって運航するのでしょうか。嬉しい心配です。
サブターミナルビル新築工事や駐機場拡張工事の順調な進捗を見ると将来への期待感が止まりません。まさに“関西圏の羽田空港”となる大規模国際空港への第一歩です。将来は中四国を含む西日本の中核空港に成長する事が期待されます。
国際線就航のニュースは嬉しい限りです
ただあまり期待ばかりしてると、バス主体ターミナルなどの内容に足下を掬われるかも?
ここはしっかり足元を見て、横綱事業のメインターミナル改修にしっかり軸を移していきましょう
かえすがえすもターミナルの場所が残念です。少し狭くてもいいから第3駐車場の用地に搭乗橋付きで作り、メインとつないで運用していたら、神戸の国際化は確実なものになったでしょう。
関空でLCCからFSCまで乱れ飛んで1日20便ぐらいソウル便があるわけですが、その中で大韓航空が神戸にも来てみるとは、関空までは遠いと思う客の需要の受け皿を確かめることと思われます。また大韓はLCCではないので、運賃はあまり下がらず、ビジネス客を期待している可能性が高いでしょう。
つまり、時間単価が高い人で関空までの移動が飲めず、当然客単価が高い人の可能性を見出していると考えられます。そうすると関空とのすみわけも明確ですから。
とすると、搭乗の手間を最小にするのが客にとってのベストですから、今のターミナルでは不可です。車で来るとしても搭乗がバスですから中途半端は避けられません。
メインの改修・拡大が一刻も早く望まれるわけですが、第3駐車場を作ることにしてしまったので、第3駐車場の整備→既存駐車場の立体化→その後ようやくメイン改修となり、時間が相当かかりそうです。
スカイマークなどの国内専業会社も、国際線に進出する場合は乗客の乗り換えや機材の使いまわしを柔軟にせねばならないのですが、今の位置では乗り換えがアウトなのでだめでしょう。
立派なターミナルのようですが、無駄に終わる可能性が高いと判断しています。それはそれで市の失政ですが、その過程で国内会社の飛躍を後押ししない形になりそうなのが心配です。
こちらでも第3駐車場整備の問題点は指摘されていますね。
https://www.kobeairport.jp/news/12502/
工事業者の選定は終わってしまった様ですが、今からでも中止できないものでしょうか。
また地方のイオンモールですら当たり前のように整備されれている立体駐車場ですが、数多の利用者が訪れ国際線も開設され、中部に次ぐ規模を期待されているはずの神戸空港だけは
いつまでも平面駐車場のままでは・・・あまりにも設備投資に疎すぎると言わざるを得ません。
個人的には地下鉄整備よりも危急性が高いと思うのですが。
事前協議は必須ですが、市が整備して関西エアポートへ供出すればいいだけですし、何なら市営でもいいかと思うんですがね。