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2025年の国内線発着便数120回への上限引き上げと2030年の国際線定期便就航に向けたアクセス強化が必須となっている神戸空港。その一環として、神戸空港島とポートアイランドを結ぶ神戸空港連絡橋を現在の車道2車線から4車線に拡大する工事が進行しています。
橋梁拡幅工事として進行している工事は2023年8月末が工期と進行しています。施工者はMMB・寄神建設のJVです。
ポートアイランド側は現在の連絡橋の東側に新たな道路基礎を構築する土木作業が進められています。
新たに構築された部分です。拡幅幅は3.4m。ほぼ既に完成している模様です。
この部分から先は橋梁部になります。施工者のMMBはエム・エム ブリッジ株式会社で、日本有数の橋梁・沿岸構造物製造メーカーです。無論、この既存橋梁部も同社の実績です。
工事が橋部全域に渡っており、仮設歩道を車道内に設けています。
工事対象領域です。左端にあった歩道は柵が撤去されています。コンクリートの段差も全て撤去される事になるか思います。
新設される橋梁拡幅部を西側に設置した上で道路幅員を拡大する事になります。増設される橋梁を支える海上の橋脚の構築は進んでいるのでしょうか。それとも既存の橋脚で対応が可能なように設計されているのでしょうか。
段差の撤去が一部で始まっています。
現状は片側1車線でも全く不自由はしない交通量かと思いますが、もし空港と新神戸や三宮間を結ぶ専用BRTの導入が考えられているのなら、片方の車線は専用レーンという可能性もあるのかもしれません。
神姫バスはポートループやシティループ等、神戸市都心部のバス路線への積極参入をしていますが、本当の狙いはこのBRTへの参入なのではないでしょうか。その為の実績作りが連接バスの運行と推察します。
昨日、ご紹介したポートランドやその他米国の諸都市では、LRTを空港と都心部を結ぶ主要交通機関とする例も複数あります。地下鉄よりも導入コストが安く、低床による利便性も高く、輸送量は運行本数でカバー出来ると考えれば、場合によってはポートライナーを廃止して、LRTに代替させるという事も検討しても良いかもしれません。
空港連絡橋から眺める空港島北東岸に設けられた水素荷役基地です。実証実験の最前線として、川崎重工と神戸市が活用を進めています。
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橋脚は元々4車線に耐えうる構造みたいですね。
https://www.kobeairport.jp/future/7361/
コロナ前まではポートライナーを補完すべくバス増便・BRT導入の話が出ていましたが、最近はめっきり話題に上りませんね。BRTの本格検討は港島トンネルの延伸が完了してからでしょうか?
最後のお写真はLNGじゃなくて水素荷役ターミナル「Hy touch神戸」ではないでしょうか?
>2025年の国内線発着便数120回への上限引き上げと2030年の>国際線定期便就航に向けたアクセス強化が必殺となっている>神戸空港。
「必須」が「必殺」になっております…!