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2021年内に数多くの施設が竣工・開業を迎える三宮新港町計画・新港突堤西地区再開発エリアではこれらの施設を2階レベルで連絡する歩行者デッキの構築が進行しています。既にその鉄骨造の躯体の大部分が姿を現しており、ネットワーク化が視覚化されています。
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歩行者デッキ計画概要
ペデストリアンデッキ
駐車場棟、GLION Awas-Building、ベイシティタワーズ神戸WEST、KPM神戸ポートミュージアム、Stage Felissimoを2階レベルで連絡するペデストリアンデッキを構築
建設状況の様子
駐車場棟に接続したペデストリアンデッキが南側に向かって直線状に伸びています。デッキ上にはプレキャスとの床が設置されています。
デッキはGLION Awas-Buildingに連絡し、西に延びてベイシティタワーズ神戸WESTを経由した上で、臨港道路を跨いでKPM神戸ポートミュージアムの2階に接続しています。
臨港道路を跨ぐデッキの真下から見上げた様子です。
ベイシティタワーズ神戸WEST前に階段が取り付けられました。この横にはエレベーターも設置される予定です。
前述の階段は完成イメージ図内右上にある階段です。この階段と接続して構築されるのがこの「人・賑わいが交わる空間」です。緩やかなスロープと植栽による緑のオアシスとなります。
デッキは地上躯体の構築が進むベイシティタワーズ神戸WESTの2階にも接続されました。
デッキの各施設への接続の状況が確認できます。
前述のデッキを介し、更にKPM神戸ポートミュージアムの2階広場を経由して、Stage Felissimo前に構築中のデッキに接続します。デッキの総延長は400m程でしょうか。この南側のデッキは将来的に隣接する新港第2突堤のアリーナ方面に延伸される可能性も高いのではないかと思います。
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> この南側のデッキは将来的に隣接する新港第2突堤のアリーナ方面に延伸される可能性も高いのではないかと思います。
私もそう思います、というよりも接続されてしかるべきだと思います。
これに関連して新港町-メリケンパーク間のデッキの整備が全く進んでいないのが気になっています。
アリーナの建設が発表される前までは、「新港町の発展のためにはメリケンパーク・ハーバーランドの回遊性を分けてもらう必要がある。ウォーターフロントの一体化は必要」と考えていたのですが、アリーナ発表後は逆に「メリケンパーク・ハーバーランドに発展のためには、広域集客施設を有することになる新港町の集客性を分けてもらう必要がある。ウォーターフロントの一体化は必要」という下剋上が私の中で発生しました(笑)
言うまでもなく、神戸アリーナの広域集客性を新港町内部にとどめることは下策で、神戸アリーナ目的で来神した観光客をウォーターフロントに回遊してもらって神戸の良さを見てもらうことは大変重要です。
神戸アリーナのプロモーション動画には新港町-メリケンパーク間のデッキが描かれておらず、ちょっと心配しているのですが、神戸市が作った動画ではないでしょうから、デッキまで気にかけていないだけなのかもしれません。
いずれにしても、そろそろ新港町-メリケンパーク間のデッキの具体的な動きが欲しいところです。
北摂の万博公園だけでなく、京都の府立植物園にも1万人規模のアリーナ計画があるようなので、殿様商売できるような余裕は「周回遅れの神戸」にはないと思います。
府立植物園なら新幹線と新快速が停車する京都駅から地下鉄1本で到達できますので、神戸も新神戸・三宮・神戸空港から新港町への大量輸送が可能な交通機関の整備を急ぐ必要があります。
どうなる京都「北山エリア」再開発 府立植物園改修に反対運動も
https://mainichi.jp/articles/20210405/k00/00m/040/164000c