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開業から30年を迎えた神戸ハーバーランド。この30年は決して平坦な道のりではありませんでした。商業、業務、文化、居住等の複合機能を広大なウォーターフロントエリアに出現させ、三宮・元町と並ぶ都心の西の拠点として整備する計画は、バブル期に策定された為、特に商業機能については百貨店2店を誘致するという今から考えると、無謀な内容であり、結果として、当初の商業テナントは全面的に入れ替わりました。
旧神戸阪急の撤退をキッカケとして、2013年よりダイヤニッセイビルとモザイクのオペレーターがイオンモールへと移り、アンパンマンミュージアムが誘致された事で、ようやくこの場所に適した商業機能が与えられた事で、不死鳥のように蘇り、そして更に10年を迎えようとしています。
まちびらき30周年を記念するイベントが始まりました。その名も「ハーバージャンボリー」。この一環として、モザイクや観覧車等、高浜岸壁沿いに立地する建物にイルミネーションを取り付けて、音楽と合わせて点灯させるスペシャルイベントが10月10日まで開催されています。
モザイク2階の手摺にLED電球を取り付けて行う「ハーバーイルミネーション~光のカーペット~」。
岸壁にはキッチンカーやテラス席が多く設置されて、イルミネーションや夜景を鑑賞しながら潮風に吹かれて、食事やドリンクを楽しむこの時季にピッタリの野外イベントです。非常に多くの人々で賑わっていました。
観覧車のイルミネーションもモザイクの照明と連動して点灯します。
イルミネーション自体は物凄く感動するというレベルではありませんが、コロナ禍の2年以上を経て、久しぶりにハーバーで賑わいを感じるにはとても良い機会かと思います。
港での賑わいを感じる神戸らしいイベントです。今週末の3連休には更に多くの人々で賑わうのではないかと思われます。土曜日にはサプライズの花火も打ち上げられたようです。
モザイクのせせらぎ通り沿いのレストランのテラス席も賑わっていました。モザイクは港側もせせらぎ通り側もオープンテラスが素敵です。
まだ昼間は暑い日が続いていますが、夜はテラス席が本当に気持ち良くなってきました。
ハーバージャンボリーの期間とあってガス灯通りのけやきの木のイルミネーションも行われていました。
モザイクや高浜岸壁を訪れた人々で溢れたハーバーランド。中突堤のデッキ下の照明もLEDに更新されて以来、突堤も更に夜景の質が上がったと思います。
中突堤中央ターミナルに停泊する帆船「みらいへ」もマスト周りのイルミネーションを点灯。ターミナルの夜景に華を添えています。
神戸市役所も連動しているのか、本庁舎1号館頂部のライトアップの点灯色を合わせていました。
神戸ポートタワーがまだ足場に覆われているのが残念ですが、神戸新聞が報じたところによると、タワーのリニューアルオープンは24年に延期になったとの事。電力逼迫で再びライトアップを休止していた神戸関電ビルが再点灯しました。航空障害灯の点灯を開始したベイシティタワーズ神戸WESTのライトアップ開始も楽しみです。
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