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4月下旬に完了した鯉川筋の道路改良工事。森谷商店前から栄町通までの西側の歩道を大幅に拡張し、路面舗装や照明の更新、植栽整備等、大胆にリニューアルを実施しました。今年度の予算で更に鯉川筋の道路改良を進める予定となっています。
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今回の改良工事対象区間
対象となるのは工事が完了したエリアの北側。同じく西側の歩道を拡張を行います。
元町駅から大丸までを結ぶこの区間は工事の完了した南側よりも遥かに通行量が多く、現在の歩道も狭いわけではありませんが、違法駐輪も相まって、常に混雑している印象です。
今回の改良も南側同様のシックなグレーの舗装ブロックが採用された歩道になるのでしょうか。
元町駅エリアは信号待ちをする人も多いので、早期の歩道の拡幅が求められます。
この工事を請け負う事業者を求める入札が締め切られましたが、受注者は決まったのでしょうか。南側のその1は応札者が居なかったようです。葺合南54号線の改良工事も同様に応札者がいない事態が起きています。
またその2の完了後、東側の歩道改良にも着手するのかどうか。
鯉川筋も都心を代表する大通りの一つですが、元町駅前を中心に立地に不釣り合いな低層の老朽化した建物が多く、通りのリニューアルによって沿道の建物の建て替えが促進される事を期待したいと思います。
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都市景観審議会も旧居留地やフラワーロードなど素地が完成されたエリアの景観についてばかり注文を付けるが、旧居留地への西玄関となる元町駅付近・鯉川筋沿線は全くの放置状態で人気の庇・看板部分の大きな道路占有を筆頭に大小不揃いのテントや看板など店前の道路占有が目立つエリアですね。
私は、ディープエリアやカオスな街並みも大好きですが、同じ都心部の再開発エリアで厳しく制限をかけられる場所がある一方で、このような数十年に一度の改良工事に際しても既得権を認められているエリアがあるようでは都市計画に整合性が無くなると思います。神戸市がどうしたいのか?最終形を明示しない再開発が多いですね。
なぜグレーというか薄汚れた黒のように見える車道とほぼ同色の歩道にしたのか疑問です。単に安いからでしょうか。景観上は以前よりマイナスになったような気がしてます。