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神戸ウォーターフロント アートプロジェクト「神戸ポートタワー プロジェクションマッピング



リニューアル工事が進められている神戸ポートタワー。改修期間が長期に渡り、ウォーターフロントのシンボルが囲われている状態にある為、これを逆手にとって、タワーを覆う養生シートに様々な夜間演出を試みるのが、神戸ウォーターフロント アートプロジェクトの一環である「神戸ポートタワー プロジェクションマッピング」です。



通常時にはLED照明を使って2段階の高さで足場を隠すシートで覆われたタワーをライトアップしています。色は定期的に変更しています。



そして東面には19:00~22:00の毎時0分・30分の計7回にプロジェクションマッピングが上映されます。1回あたり約7分間の演出となっており、3つのテーマの映像が高さ80mのスクリーンに映し出されます。



鯉が水流を登るような映像。メリケンパークに設置された「フィッシュダンス」にちなんでいます。



凛と咲き誇る大きな紫陽花。



色とりどりの気球・風船・ボールが転がり、賑やかになっていく様子は、食・アート・観光・文化・伝統が折り重なることで人が集まる場所になっていく様子を表しているそうです。



ポートタワーをスクリーンに見立てたプロジェクションマッピングのアイディアは良かったと思うのですが、高さがあるので投影距離が長いのか、それとも周囲が明るい為か、思っていた以上に光量が足りず、投影されている映像が薄い印象は否めませんでした。

建物に投影されるプロジェクションマッピングはその建物形状も活かしながら、独創的な演出が行えるのが特徴ですが、今回の演出は正直、あまりプロジェクションマッピングの良さを活かし切れていない気がしてしまいました。



それでも工事期間中にウォーターフロントを盛り上げようという意気込みは評価できると思います。投影する高さを上げて、距離をもう少し短くする事により、鮮明度や光量を上げるのは難しいでしょうか。



BE KOBEのモニュメントや市章山のライトアップもウクライナの国旗色に変更されています。モニュメントは相変わらず人気の記念撮影スポットです。

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