完成が徐々に近づく海岸通りに聳える新ランドマークであるワコーレザ・神戸旧居留地レジデンスタワー。建物を覆っていた足場が完全に撤去され、外観が完成を迎えました。
クラシックモダンな基壇部とガラス手摺とマリオンに加えてコーナー部にダイレクトウィンドーを採用したファサードは非常に重厚感がありながら、若々しさも兼ね揃えたデザインです。
色調は淡く主張はせずとも造形が単調さを打ち消している絶妙なデザインと言えるでしょう。ワコーレ史上、最も優れたデザインの建物です。
実物は完成予想パース以上にランドマーク性の高い建物になりました。正直、期待以上の完成度に驚いています。
外観は完成していますが、まだタワークレーンが稼働しています。北側のタワーパーキングの構築が終わっていないからでしょうか。
海岸通りからの見上げも様になっています。高架道路からの車窓からも目を引く建物になりました。惜しいのはもう少し高さがあると、更にランドマーク性も高まったのではやいかと思いますが、造形のバランスは19階建だったからこそ成り立ったとも言えるのかもしれません。
海岸通りの連続性も確立されました。これまでは建物の無いパーキングだった為、街の連続性が途切れていた状態で、開発が望ましい土地でした。
美しくまとまったフォルム。北東角の上層階もダイレクトウィンドーにしても良かったのではないかと思います。
パズルでいう一番最後の大きなピースが嵌まったような景観です。
隣接する神戸メリケンビルとの調和も図られましたが、寧ろモダンの建物に挟まれて近代建築がより引き立てられた感があります。あとは神戸メリケンビルの1階に新しいテナントが入ると良いですね。
ワコーレ ザ・神戸旧居留地レジデンスタワー 建物外観完全お目見え 重厚感溢れるランドマークの出現
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク