六甲アイランドの活性化策の一つとして、南端に位置するマリンパークの再整備計画が進められようとしています。
大阪湾の大海原に面したマリンパークは開放感の高さが売りの海浜緑地公園です。
マリンパークのにぎわい創出の為、神戸市は公園内で禁止されている海釣りを解禁する社会実証実験を昨年、実施しています。その後、実験の結果によって全面的に海釣りを認める措置を取った形跡はありません。
この公園内には円形のレストハウスがあり、カフェレストランが営業しています。
マリンパークは、ポーアイしおさい公園のような都心方面の眺望もなく、島民以外の利用はあまり進んでいませんが、今後の活性化策には期待が持てます。
恵まれたシティーリゾートの環境を活かし、新たな活性化策として、白羽の矢が立ったのが、グランピング施設の誘致です。
ポートアイランドでBBQ施設を運営し、今後、須磨海浜公園でも集客施設の運営を手掛ける予定のカレイドジャパンが、敷地面積1ヘクタールの広さを活用して、BBQ施設、グランピング施設、レストランを整備する予定です。
施設の建設予定地です。現在は護岸に沿って、マリンパークの広場が延々と続いている状態です。
まだグランピング施設が開設されるという雰囲気はありません。
カレイドジャパンはまず第1期として、今年8月までにバーベキュー場の営業を開始する予定です。第2期には24年の春を目処にグランピング施設を開業させます。更には300席のレストランも併設します。
この施設の開業に合わせてか、新たなマリンパークへのアプローチとなる道路の建設が進行しています。
この新設道路の先端にグランピング施設が開業する予定です。恐らく来場者用に駐車場の整備も行われるのではないかと思われます。
マリンパークはヤシの木が並ぶ南国の雰囲気が特徴ですが、人工島であるにも関わらず自然も豊かです。
マリンパークの西端には「六甲アイランド野鳥園」があります。
本格的な野鳥観察施設が設けられています。
小窓から覗くと、その向こうには美しい自然が広がります。その背後にガントリークレーンが無ければ、六甲アイランド内である事を忘れてしまう程です。大阪・南港野鳥園程の規模はありませんが、様々な野鳥を観察する事が可能です。
カレイドジャパンのグランピング施設やレストランが開業した暁には是非とも利用したいと思います。
活性化プロジェクトが計画されている六甲アイランド・マリンパークを訪れてみた 来年にはグランピング施設も開業予定
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灘区の住民として六甲アイランドの活性化は期待が大きいです。カナディアンアカデミーやドイツ人学校など国際学校もあり、90年代はインターナショナルな雰囲気があって好きな場所でした。
昨今は神戸市自体の低迷もあって暗中模索の状態ですが何とかして欲しいです。
先日、「ポートアイランドリボーンプロジェクト」なるシンポジウムがあり参加しましたが、相変わらずサヨク市民を意識した内容で辟易しました。東京の若手工学部教授をメインゲストに迎えてその未来像を探る内容だったのですが、描かれたパースは何の変化もなくただポーアイ全体の西半分が樹木に覆われ、環境局施設は小山になった田園都市風景でした。
わたしはSF好きなんですが、SF小説によく描かれた核戦争後1000年後の荒廃した未来都市の姿を彷彿させました。
こんなのは東京でやればカッコいいと言われるんでしょうね。神戸でやれば衰退一直線です。
神戸空港が国際化し、阪神高速湾岸線が開通し人的にも物流的にも神戸の新しいセンターラインの中心として大変貌させなければならないポートアイランドが郊外都市ぐらいの感覚で構想されようとしていることに愕然としました。
シンポジウムもパネリストも道の駅オーソリティー司会とか、今の市長はやはりサヨク市民を意識し過ぎです。横槍を入れた都市局の後は自分のお膝元の企画調整局で都市計画を進めようと考えているのかと訝ります。
神戸市という偏狭な概念に囚われず、若者にとって本当に夢のある未来都市像とは何か?から考え直すべきでしょう。
いつも楽しく拝見しております。
ベイエリアネタで思い出したんですが、
こちらのニュースをご存じでしょうか?
神戸市と山陽電鉄が須磨垂水エリア活性化について
事情提携を行ったようです。
https://www.city.kobe.lg.jp/a47946/902854118262.html
既にご存じの可能性もあるのですが、個人的になかなか
興味深く、是非記事に取り上げて頂きたく思い、書き込ませて頂きました。
ご検討して頂けましたら幸いです。
六アイの状況には、これまでほぼ絶望しか感じませんでしたが、ようやく本気になりつつありますね。
日展は終わってしまいましたが、また何かしら大型のイベントが見込めるのかもしれません。
ちょっと言い方おかしいですが、六アイという島を造った以上は、責任をもって有効活用していただきたいと思っています。
私も「ポートアイランドリボーンプロジェクト」のシンポジウムに参加してきました。
kkbbさんの仰る通り、ポーアイ全体の緑化を推し進める内容で特段大きな変化は見られないものでした。(人類のいなくなった後のポーアイのような・・・)
ただし、冒頭でも市長より「まったく決まった絵があるわけではない」「キックオフ」といった趣旨の発言もあったように、本当に最初の第一歩の段階かと思います。
この段階でこういったシンポジウムを開くことは私は賛成であり、ある程度決まった絵を出すとどうしても拒絶する市民が多くなり、プロサヨクの団結が一層高まるものかと思っています。
阪神連立事業や、王子公園再整備等がそういったことで失敗しているのではないかと。
ポーアイはまちびらきから40年以上経過しており古い住民も多くいますし、湾岸事業でもかなり反対意見に苦労していました。地元の議員が新社会党系であることも大変な地域かと思います。
今回のシンポジウムで拒絶反応は特にみられなかったですし、住民と寄り添って進めていく形として理解されたのかと思っています。これからじゃないですかね。
今回のシンポジウムですら、ポーアイの現状をパネラーが訴えると「上から目線で開発に携わらないでほしい」「にぎわいはいらない」みたいな意見を書く人も若干名ですがいるくらいですから慎重になるのはわかります。
慎重にとはいえゆっくりしてられませんから、もっとサヨク市民の声ばかりが拾われないような仕組みにならないものかと。。。
そういった中で1981年から50年後の2031年「ポートアイランド’31」といったシンポジウムの提案は思い切ったものだと思いました。
今年度よりポーアイや空港アクセスに関する検討部署が、企画調整局から都市局に変わりましたから、より一層具体的にスピーディーに進めていってほしいものです。