神戸ファッションプラザの低層部商業棟を取得し、6-7階に本社を置く大栄環境。今春に残りのフロアを新たな商業施設「ROKKO i PARK (六甲アイパーク)」が開業し、ヤマダストアーや神戸スーパースタジアムを中核テナントし、六甲アイランドのにぎわい拠点の復活が期待されています。
確実に施設の開業前後で施設周辺における人の賑わいは大きく変わった感を受けます。地下駐車場の入口で待つ車の列を久しぶりに見ました。
1-8階のフロアはひと通りテナントが入った状態でしたが、唯一、最上階の9階のみはオープンしていませんでした。しかし7月末には「アミュスタ!KOBE」が開業し、全館のグランドオープンを迎えました。
アミュスタ!KOBEは、神戸ファッションプラザRinkの閉館前までMOVIX六甲が営業し、当時は阪神間では唯一のシネコンとして賑わっていました。その後も一時期は映画館が復活した事もありました。
映画館の待合エリアはアミューズメントスペースとして活用されており、ゲーム機やプリントシール機(プリ機)・ガチャガチャなどのアミューズメントゾーンとなっています。
施設は『推しコンテンツ』を中心に新しい映画館とアミューズメント、イベントスペースを融合した「アミューズメント スタジアム」がコンセプトになっています。
建物を保有する大栄環境の企業展示ゾーン。
ゲームゾーンには、アンパンマンたいこでどんどん、アンパンマンはどーこだ、ピコピコアンパンマンごう2のアンパンマンシリーズ、太鼓の達人等、13機種がフロアに備わります。
メインは、映画館の施設をそのまま引き継ぎ、150・300の座席を備えるシアターゾーン。旧作を中心に1本500円で映画を楽しめる他、今後はライブビューイベント等にも活用を予定しています。
役者が揃いましたが、まだ商業ゾーンのフロアには空きテナント区画が残っており、今後の誘致が必要になっています。
テナントが入っていない区画は仮囲いで封鎖されています。売場面積が大きな建物なので、フロアを全て埋めるのも並大抵ではありません。六甲アイランドには現在、書店が無いので、ブック・カフェが誘致できると、更に賑わいが生まれるでしょう。喜久屋書店の出店は考えられないでしょうか。
施設内で唯一のイートインが可能なB-COFFEE Roastery。朝食を楽しむ人々が見受けられました。
この日はサン広場でフリーマーケットやライブイベントも開かれ、フワフワドーム周りは多くの人で賑わっていました。外は灼熱の炎天下。日差しを避けて、空調のきいている無料の遊び場は大人気で、夏休みという事もあって施設全体に活気が感じられましたが、人を呼びこめているテナントとそうでないテナントの落差は大きく、いずれ撤退してしまうテナントも出てくる可能性は高いのではないかと思われます。ニトリのデコホーム、西松屋、本屋、家電量販店等、フロアの大きさを活用できるテナントの誘致が必要なのでは、ないかと思います。
ROKKO i PARK (六甲アイパーク) 9階にアミュスタ!KOBEがオープン
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ビーコーヒーの前をよく通りますが、かなり人気であることが伺えます。
しかし、仰る通り書店は必要ですね…