北野坂に本店を置き、三宮界隈にチェーンを展開していた東京そばの正家(まさや)。その本店が昨年秋に閉店しました。
その本店の解体工事が開始されました。同本店は1階に大きな水車があった特徴的なビルだった事はまだ皆さんの記憶にも残っていると思います。建物は4階建で全て正家が保有していました。
閉店に伴い、この土地を取得したのはJR西日本グループ傘下のJR西日本プロパティーズ。同社は近隣の東門街でも料亭跡の土地を取得。ここに現在、ホテル建築を建設しており、来春の開業を予定しています。JR西日本が非鉄道事業として不動産開発に積極的である事を象徴する案件でもあります。今後、駅ビルの大型開発を進めるのに伴う布石の一環とも言えるでしょうか。
既存ビルの解体工事は8月末まで。JR西日本プロパティーズはこの土地をどう活用する予定なのでしょうか。北野坂は飲食店ビルがひしめく歓楽街です。最新のテナントビルに建て替えられるのか、それともこちらでもホテルを計画しているのでしょうか。後者の場合、現在の状況によって計画の変更を余儀なくされる可能性もあります。いずれにせよ今後の状況を鑑みながら、開発の方向が決定されるものと思われます。
正家ビル本店ビル解体開始 再開発の行方は?
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いつもありがとうございます。大きなプロジェクトの情報もワクワクしますが、神戸在住ではない者には中々聞こえてこない街角の情報にも大いに興味が沸きます。北野坂のランドマーク的存在だったあの水車が消えてしまったことや、しゃぶしゃぶのいろりやがなくなってから時間の経過の早いことには一抹の寂しさを覚えますが、街は生き物、新陳代謝を繰り返してより進化発展して頂きたいです。