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東急ハンズ(東京都新宿区)は東急ハンズ三宮店の12月下旬の閉店をプレスリリースにて正式発表しました。年末を以って32年の歴史に幕を閉じます。
NHK神戸放送局が報じたところによると、閉店の理由は以下としています。
- ネット通販との競争激化による売上減少
- 三宮地区の商業施設が南側に集積し、集客の拡大が見込めない
しかし東急ハンズが必ずしも閉店や縮小を進める後退戦略に転じている訳ではなく、心斎橋店の移転開業以外にも以下の新規出店を計画しています。
2020年9月ハンズ ビーグランエミオ所沢店
2020年11月 東急ハンズ宮崎店
2021年春 ハンズ ビーアミュプラザくまもと店
やはり鍵を握るのは今後の駅ビルや大型再開発ビルの完成でしょう。条件が合えば大丸等百貨店内への早期出店もあり得るかもしれません。三宮ではありませんが、双日が引き継ぐそごう西神店後の商業施設に誘致が可能であれば集客の要の一つになりそうです。しばしの別れを惜しみつつ今後の展開に期待したいと思います。尚、兵庫県内・神戸市内では東急ハンズ姫路店と尼崎店、小型店であるハンズビーの御影店、明石店が今後も営業を続けます。
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東急ハンズは創立当初は仲卸や外商を通さない売り場社員のバイヤー活動による現地メーカー直仕入れを売りにしていました。今の産直仕入れの原型ですね。
だからお客様目線による商品の仕入れと商品開発が出き、既存百貨店とは一線を画していましたね。メーカー仕入れだと大量仕入れになるため商品コストは高くなるが全国展開でコストダウンを図ることで解消。さらに売り場社員がメーカー社員と交渉するので商品知識も豊富になるなどの利点がありました。
それが崩れたのがバブル崩壊による百貨店業界のリストラ業界人流入で、高圧的なメーカー仕入れ体制で百貨店と同様な商品構成になり、あまり変わらなくなったと思います。
業界でも顧客第一主義と言いながら、仕入れには殿様商売でトップだった「そごう」がなくなるのは必然です。
それとホームセンターの進出、ドンキなどの参入などで商品購入先が多様化したことも原因です。
さらに昨今はネット業界の参入によりお株を奪われ、目立たない存在になりましたね。時代の流れですね。
今は梅田に大型店がありますからね。三宮から西の人ならともかく、阪神間に住んでいる人でハンズに用があるなら、駅直結の梅田に行くのでは?三宮のあの立地では、ロフトのようについででも寄りづらく、どのみち閉店になるのは目に見えていたかと。
最近のハンズの出店傾向では、ターミナル駅の新規開業駅ビルor駅直結の施設に、ワンフロアの中小型店を出すことが多いので、建替後の三宮駅ビルにワンフロアの中型店を出店すると予想します。(京都も中型なので。)西神中央に出店するならハンズビーの方でしょうか。