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開業15周年! メリケンパークオリエンタルホテル

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1995年7月。震災から半年後に開業した神戸ウォーターフロントのランドマークであるメリケンパークオリエンタルホテルが15周年を迎えました。中突堤の再開発事業の一環として埠頭先端に旅客船ターミナルを備えたホテルを誘致するという斬新なアイディアを具現化したプロジェクトです。

建物概略

規模 地上14階 塔屋1階
構造 S造
高さ 59.864m(50.950m)
建築面積 10,754.27平米
延床面積 53,411.87平米
用途 ホテル・旅客船ターミナル
竣工 1995年7月

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海上に浮かぶ豪華客船をイメージした美しいプロポーション。弧を描いた曲線美が特徴で、埠頭の根にあたる部分に位置するポートタワーの景観に干渉しないよう超高層化せずに、高さ60m程度に抑えたこともこの建物の美しさの一因と言えます。

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この埠頭に元々存在していた旅客船ターミナルを一新してホテルを併設した集客施設にするというアイディアは当時の市が企画したもので、ウォーターフロント最前線という、海をシンボルとする神戸では最高の立地に開業したホテルはその後、誰しもが認める人気NO.1の座を射止めることになりました。

建設中に震災に見舞われ、完成前にも関わらず被害を被りましたが、予定開業日に一日も遅れることなくオープンを迎えたそうです。

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敷地内には二つのチャペルも併設しており、海上挙式さながらの雰囲気を味わうことができるのです。奥行き感がある特徴的なバーゴラはホテル同様の曲線を描き、まるで豪華客船が白波を立てているようです。

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神戸の名門ホテル・旧オリエンタルホテルの商標権をダイエーが受け継ぎ、市内にオリエンタルホテルが林立しましたが、その後、各々が外資ファンドに売却されて、唯一、オリエンタルの名を継承し続けているのはこのホテルのみです。

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昼も夜も姿は違えどその美しい姿に変わりはありません。ポートタワーと並び神戸のベイエリアになくてはならない存在です。新港第一突堤にも新たに同規模のホテルが計画され、第二のメリケンオリエンタルが誕生するはずでしたが、プロジェクトは頓挫しました。市は同様の施設を誘致することを諦めてはいませんが、二匹目のどじょうを得ることができるかどうか。

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定番ですが、やはり美し過ぎますね。ポートタワーとホテル間の900mに及ぶ距離を空中デッキで結び、その中間地点に特徴的なバーゴラを有したチャペルを設置したことも功を奏したものと思われます。

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ベイエリアを離れても同ホテルの存在感は抜群です。築後15年を経ても全く色褪せない造形美。しっかりと外観メンテナンスや内装のリニューアルを行っていけば築30年を迎えても斬新さを失うことはないと思います。これからも神戸港の水先案内人的な存在として佇んでいくことでしょう。



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