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最新公示地価が発表され商業地区の上昇が継続するも他都市の伸び率に劣る?


先日、路線価の発表があったばかりと思っていたのに、もう最新の地価が公示されました。光陰矢の如しですね。相変わらず兵庫県内の最高地点は三宮センター街のユニクロ前。前回と同様に再び前年比9.8%と高い伸びを示しました。1平方メートルあたりの地価は584万円です。三宮駅前の再開発の完了後、三宮センター街が最高路線価を維持し続ける事ができるのかどうか。



大阪では阪急うめだ本店前が近畿圏内最高地点を記録し、2,088万円。京都では四条河原町の交差点近くの四条通で832万円。継続して路線価はインバウンド需要の高さに左右される状況です。

この3ヶ月の間、神戸は大きな変革期を迎えてきました。第2突堤にはジーライオンアリーナ神戸が開業。

神戸空港は第2ターミナルが稼働し、国際化がスタートし、国内線の発着便数上限も引き上げられました。

三宮駅周辺では大規模な再開発が進行し、この上ない程の好環境が整っている状況ですが、最高地点における高騰率は10%を超える京都や奈良に及んでいません。やはり駅前再開発がしっかりと完了し、実際に集客力の定着化が必要なのでしょうか。神戸の街中で外国人観光客の姿を見かける事も多くなりつつありますが、まだ地価へ影響を与える程ではないようです。



やはり対インバウンドにおける最大の効果が得られ、神戸が一つ上のランクに上がるキッカケを生むのほ、市役所新2号館の着工と、同建物上部の5つ星ホテルのブランド発表ではないかと思います。建築資材費・人件費の高騰によって設計の見直しが図られ、コストの圧縮が行わなわれている模様です。計画通りの規模やデザインで早期に着工して欲しいと思います。

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