旧山口銀行神戸支店跡地で野村不動産が計画し、大鉄工業の施工で進めている(仮称)神戸市中央区下山手通２丁目計画新築工事。地上13階建 総戸数55戸の 「プラウド神戸トアロード」となります。
地上躯体構築工事は既に上棟を迎え、最高部の43.5mに達しているものと思われます。トアロードと生田新道の交差点角に新たなランドマークが現れました。
すごい存在感です。IAO竹田設計が担当した洗練されたデザインも非常に優れているので、足場の撤去が楽しみです。
周囲の建物を圧倒する大きさと高さです。ドア物件は高い断熱性能と省エネ設備を備えたマンションに与えられる「ZEH-M Oriented」に認定されており、快適性と省エネ性を両立します。戸建住宅の性能向上は義務化されていますが、元々、気密性の高いマンションについてもこれまで以上の性能アップが図られています。
トアロードの北側は徐々に商住混在のエリアへと変わりつつあります。駅に近い質の高いマンションが供給されることで、都心居住者が増加し、街の賑わいが夜間や週末にも持続しやすくなるメリットもあります。ただこの交差点以南にこれ以上の住宅建設は避けるべきと思います。
三宮やウォーターフロント周辺の大規模再開発プロジェクトが進行し、神戸の都心における将来的な資産価値の安定や上昇が期待され、投資目的や永住目的のマンション購入需要を呼び込む構造が確立されています。
トアロード周辺の1階路面店でも様々な動きが生まれており、飲食店やサロンを中心とした新規出店が散見されます。
都心商業地区の小売が活性化する事は街の賑わいが増加する事を表し、経済効果が新たな出店そして開発を生み出す好循環へと動き出します。やはり観光需要が大きく寄与していると思われます。大阪、京都、広島、九州の各都市等、西日本の主要都市の開発が著しく進んでいるのも全てインバウンド効果の恩恵を受けているからに他なりません。
生田新道では更に新たな共同住宅の建設が開始される予定です。
下山手通3丁目計画として、プレサンスコーポレーションが地上15階 総戸数69戸のマンションを建設予定です。トア山手の南側にも開発用地が生まれており、更なる新プロジェクトの始動が予想されます。
