国土交通省近畿地方整備局と阪神高速道路は大阪湾岸道路西伸部において構築される海上長大橋の橋梁形式を選定したと発表しました。
六甲アイランドとポートアイランド間は約3kmに渡る海上を4本の主塔を構築し、中央径間を均等割した5径間連続斜張橋とし、最大支間長は約650mもある世界最大の連続斜張橋となります。
またポートアイランドと和田岬間では主塔1本型の1主塔斜張橋を採用。こちらも最大支間長は約450mもあり、1本主塔斜張橋とし世界最大規模を誇る事になる予定です。
これらの美しい長大橋梁は間違いなく神戸港のランドマークになるでしょう。交通・物流面での経済的メリットは無論の事、兵庫県や神戸市が構想している眺望施設やポートアイランド内で検討している集客施設を含めて、広域圏からも人を呼び寄せる観光資源としても大いに期待できるものと思われます。各所から眺めたこれらの橋梁は昼夜問わず、名景を創り出す事になるでしょう。
また橋から眺める神戸も素晴らしい筈です。現状の湾岸線を走行しても東神戸大橋から見下ろす東灘〜灘区の夜景は息を呑む美しさです。この光景が和田岬以西まで続くとあれば、間違いなく日本有数のドライビングスポットになるでしょう。夢のプロジェクトがいよいよ形になって現れる日が近づいています。
大阪湾岸道路西伸部 世界最大斜張橋のデザイン決定!
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待ってましたの記事投稿でありがとうございます!
この阪神高速大阪湾岸道路西伸部のベイブリッジ橋梁主塔は六甲アイランド~ポートアイランド間はTP(東京湾海上からの高さ)は最大195m。ポートアイランド~和田岬間はTP230mと明石海峡大橋を除いては市内建築物初の200m越えです。
期待してます。
追記:六甲アイランド~ポートアイランド間はTP(東京湾海上からの高さ)は最大195mと書きましたが、資料を見ると211mかもしれません。
待ちに待っていた湾岸線西伸部の橋梁形式決定ですね!
これが進むとポートアイランドの開発にはずみが付きそうですね
ただ湊川JCT周辺の渋滞がひどいことになりそうなので早期に全線開通させてほしいですね。
これを「起爆剤」に神戸が潤って発展する事を願っています。
工事関係者の方々は創るのに大変でしょうが事故が無いよう完成して欲しいです。僕も遠く相模原からボランティアで、機材や材料を運ぶ位は手伝いたいです。
これがいま最も期待する神戸市内の事業です。出来れば、RIC⇔PI間を大阪万博までに完成させて欲しかった。
湊川ICの混雑を想像すると一刻も早く名谷迄の事業にも着手して欲しいですが、その際はトンネルが多くなるので、どこか埋立も行われるかもしれませんね。
大阪湾岸道路西伸は神戸の交通インフラを劇的に改善するものであり、神戸空港国際化と共に神戸復権のシンボルプロジェクトといえるものです。近年の神戸市の指標を見るとどうやら2018年が色んな意味で神戸停滞の大底のような気がします。今年後半から視覚的にも街の変化が大きくなり、いわゆる反転攻勢が実現したと言いたいところです。
発表された素晴らしいデザインの長大橋は同時に構想している眺望施設と共に優れたビューポイントを提供することになります。これらは長年無意味な高さ規制を掛けている「しおさい公園のビューポイント」より視点高度も高く、重要な観光スポットとなりますので余計に現行規制が無意味なものとなるでしょう。
そもそも六甲山系は標高300M~900Mを超える連山であり三宮の背景となる部分も再度山など400M~500Mは十分あり、視点高度次第で海側からの都心部の高さ規制は全く必要ありません。特に現在の閑散とした意味の無いビューポイントからの長年に渡る規制は神戸に対する背任行為といっても過言ではないでしょう。
これで神戸港が塞がれてしまいますが、もう客船は大型化しないのでしょうか。「大型船は拒否或いは外港へ」と方針が決まっているのなら、余計なお世話ですが。
世界最大規模のオアシス・オブ・ザ・シーズが通行できるよう設計されているようです。今後大型化が進み通れない場合は、ポーアイ東側または六アイに停泊するとどこかで見た覚えがあります。