2030年頃の完成が見込まれている大阪湾岸道路西伸部整備工事。長期に渡る巨大インフラ事業は着工から4年が経過し、5年目に突入しました。難工事の為、実際の完成時期は確定していませんが、工事自体は確実に進捗しています。
六甲アイランドの北側で進行している六甲アイランド工区。自分自身でビックリしたのですが、昨年の5月以来、取材を行っていませんでした。半年程度前かと思っていたのですが、時間の経過が速すぎて怖くなります・・・。
さて本題に戻りますが、六甲アイランド工区の東側にはこのように背の高い完成した橋脚が並んでいました。
東から西に向かって橋脚の高さが徐々に低くなっています。これらの橋脚は現在の湾岸線の西の終着点である六甲アイランドランプと直結する部分です。
ここまでは2本の橋脚が並ぶ形ですが、それ以西は中央部を橋梁が渡った形の橋脚に切り替えられています。
もういつでも橋桁が載せられても良いと思いますが、まだ当分お預けなのでしょうか。実際に橋桁が登場するのは、六甲アイランド工区の全ての橋脚が完成した後になるのでしょう。
工区西側ではまだ未完成の橋脚建設が進められています。
もうほぼ工区西側の橋脚の整備も終わりを迎えようとしていました。
工区東側と比較すると、かなり橋の高さは低くなっています。陸上部分は高架の高さを抑えた方がコストの軽減ができるからかと思われます。
更に西側の工区は中央に1本の太い橋脚に形状が変化します。
昨年5月ぶりの取材でしたので、正直、もっと工事が進んでいるのかと期待していましたが、思った程の変化が見られなかったので、ちょっとがっかりしました(橋桁が見られると期待していました)。
阪神高速の公式サイトで報告されている進捗状況によると、六甲アイランドランプと直結する部分の橋脚工事に着手しており、これらの基礎工事を進めているようです。この工区の橋脚が完成すれば、いよいよ橋桁の登場が期待できるかもしれません。
六甲アイランドではこの大阪湾岸道路西伸部整備工事の完成を睨んで、新しい物流施設の建設も進行しています。神戸の二大海上人工島はこのプロジェクトによって物流拠点としての重要性が大きく増す事になり、第三の人工島として、大阪湾広域臨海環境整備センターが進めている「六甲アイランド南」の埋め立てが進行しています。この埋め立て完了時期も2030年を予定していますが、「神戸港ロジスティクスターミナル」の実現にはこの大阪湾岸道路西伸部整備工事の完成が不可欠なのです。
大阪湾岸道路西伸部整備工事 六甲アイランド工区 整備工事の最新状況のレポート
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