建設工事が進行中の大阪湾岸道路西伸部は、六甲アイランド北-駒栄間の約14.5kmに渡って阪神高速5号湾岸線を整備し、阪神高速3号神戸線や国道43号線の混雑を緩和し、阪神播磨間における東西大動脈の増強を目指します。
国道交通省近畿事務局及び阪神高速道路は、この延伸部におけるシンボル区間となる「新港・灘浜航路部」の長大橋について基本構造を決定した事を発表しました。
この区間には世界最大級となる連続斜張橋は神戸港の新たなランドマークとなる事は間違いない美しい姿
主塔には単なる四角い鉄塔ではなく、デザイン性の高い造形が施されるようです。色はベージュを基調とし、橋を支えるワイヤーにも塗装が行われ、夜間のライトアップにも映えるようになります。
4本建設される主塔の高さは213mにも及びます。道路の高さも海上70mに位置し、まさにスカイブリッジの空中散歩のような気分での走行が期待できます。
強靭な耐震・耐風性を持たせる為、主塔を海中・地中で支える杭先端はTP約60〜70mの地中地盤に到達します。
連続橋の長さは2.7kmにも達します。車窓からは昼夜を問わず国内有数のダイナミックなパノラマビューを堪能できるでしょう。東神戸大橋からの眺めがその片鱗を既に見せてくれています。また巨大な旅客クルーズ線は新港航路、灘浜航路を通り神戸港に入出港する事になります。
工事は着々と着工区間で進行しているものの、まだ具体的な完成時期は見通せていません。海上橋が姿を見せるようになるまではまだ5年高くは掛かるでしょうか。またポートアイランドと和田岬間の神戸西航路部についてもその基本構造の発表が待たれます。
大阪湾岸道路西伸部整備工事 新港・灘浜航路部」の長大橋について基本構造を決定
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これも愉しみですね。
でも我々が神戸の景色の一部として日常で目にするのは、ポートアイランドと和田岬間の神戸西航路部の方かもしれませんね。
東京のレインボーブリッジや、横浜のベイブリッジが、
その後の客船の巨大化を想定しておらず、大型クルーズ船が
本来の客船ターミナルに着けられない、という問題が起きましたが、
そこら辺は大丈夫なのかな。