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大阪湾岸道路西伸部整備工事は整備区間の両端である六甲アイランド工区や駒栄工区での工事が先行していますが、ポートアイランド工区でも本格的な整備工事に対応する準備工事が進められています。
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プロジェクト概要
建設状況の様子
ポートアイランドも整備区間は島北部の東西を貫く臨港道路の中央分離帯部分に高架道路を構築します。これまでは全ての植栽を撤去していましたが、更に現在はこの部分の地下にある汚水管の移設が行われています。
工期は年末までを予定しています。既に整備区間が更地の状態で延々と続く様は開放感に溢れています。
年明けより六甲アイランド区間同様に大規模な基礎工事が開始されるものと思われます。10数機の三点式パイルドライバが縦列して稼働する様子はまさに圧巻でした。同じ光景がポートアイランドでも見られるようになります。
六甲アイランドとポートアイランドの間の海上を結ぶ斜張橋の整備工事はどのタイミングで開始されるのか非常に気になるところです。今年2月には海中の地質調査が行われた模様です。
大阪湾岸道路の整備事業区間に面して、大規模な建設工事が同時に進行しています。
巨大なクローラークレーンが複数台投入されて建設されているのは、大手家具専門店ニトリの物流センターです。
ニトリ新神戸DC新築工事はイチケンが設計と施工を担当しています。
ニトリは既にポートアイランド内に物流センター「関西DC」を保有していますが、同社は国内物流拠点の再配置を進めており、神戸DCの新設は石狩DCに続く第二弾として位置付けられています。
新DCは敷地面積3万2239.96平方メートルに地上4階建・延床面積8万1354.46平方メートルの規模で建設されており、今年11月の完成を予定しています。
この巨大物流拠点は、目の前で整備されている大阪湾岸道路という大動脈開通を睨んでの先行投資と考えられるでしょう。この立地では、海外拠点で製造した商品を通関後に港から即納入でき、またこのDCの東には、湾岸線のポーアイ東ランプが開設される為、関西広域に商品を配送するにも容易な環境が整います。ポーアイ、六アイの両人工島は物流拠点としても飛躍的な成長を遂げる事になりそうです。
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