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2024年3月末に完成を予定しているJR芦屋駅の改良工事。JR西日本は2022年3月26日に工事を進めてきた増築部駅舎を供用開始するとプレスリリースにて発表しました。これが第1期の開業という位置付けになります。
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プロジェクト概要
JR芦屋駅改良工事
事業者 西日本旅客鉄道
所在地 芦屋市船戸町1119-1他
敷地面積 22,043.55㎡(全体)
建築面積 1,384.34㎡
延床面積 1,393.55㎡
規模 地上3階
建物高さ 14.961m
構造 鉄骨造
用途 駅舎 店舗
設計 西日本旅客鉄道 一級建築士事務所
施工 大鉄工業
完成予定 2024年3月31日
リニューアルの内容
- エスカレーター新設(各ホームに上下1基ずつ計4基、北口・南口へ上下1基ずつ計4基)
- 南口エレベーター移転(増築駅舎内へ新設)
- 駅コンコース改修(増築駅舎内には幅員約6mのコンコースを新設)
- トイレの拡張および改修
- みどりの窓口、改札の移転および改修
- 店舗開発
増築橋上駅舎の南側ファサードに取り付けられているシンボリックな大屋根が姿を見せました。想像よりも大きな規模です。
南口の再開発が開始されると、この新築駅舎の大屋根の真下からペデストリアンデッキが構築され、駅前広場を跨いで再開発ビルに接続する事になります。
既存駅舎内のリニューアル工事も大詰めを迎えています。天井を覆うパネルを取り付ける為のアルミの梁が無数に設置されました。
既に供用が開始されている新しい中央通路です。券売機や奥にみどりの窓口があります。3月26日には左の仮囲いが撤去されて新しい通路がお見えします。
前述の写真は上記図面の中央部の柵外コンコースと書かれている箇所にあたります。増築された新駅舎部分のエキナカテナント区画には芦屋市内初となるユニクロと食品・グロッサリーを取り扱うYAMASHO JR芦屋駅店が出店します。
既存駅舎内の北側はまだ仮設トイレ等がありますので、改札内のトイレ改修が完了した後に新たな店舗区画と待合コーナーが整備される予定です。
既存の改札横にはウォークスルー型改札の設置工事も進みます。
下りホームの東側の階段ではエスカレーターの設置工事が仕上げの段階に入っています。
既にエスカレーター設備の取り付けは完了しました。
下りのホームのエスカレーター設置に目処が付いたので、上りホームでも工事の準備が開始されています。
3月26日の新通路開通に伴い、既存の改札より南側の通路は閉鎖される事になります。
既に通路変更のお知らせが掲示されています。新通路の供用開始に伴い、解体される予定です。
この部分の駅舎改良は第2期に行われる模様です。これら全ての工事完了も含めて24年3月を完成時期としています。ひとまずは2週間後の1期開業が楽しみです。
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