JR姫路駅の南口は駅前通りとなる駅南大路を中心として業務施設が立ち並ぶオフィス街を形成しています。多くは生険や損保系の企業が保有するオフィスビルですが、中には企業の本社屋もあり、まもなく三宮に本社を移転するWDBホールディングスの現本社もこの大通り沿いに立地し、整然とした景観に風格があります。
その駅南口の豊沢町で新たな企業ビルの建設が開始されます。現在も姫路市内に本社を置く建設会社のノバックが新本社ビルを利便性の高い駅前に移転する計画です。
姫路に本社、東京に本店を抱えるノバックは上場企業で、23年度の売上高は約320億円。現本社も同じ駅南側の北条1丁目に立地しています。
新本社ビルは鉄骨造地10階 延床面積8,631.13㎡の規模で、2027年12月の竣工を目指しています。
新本社を建設する土地は22年に19億円で取得。通勤に便利な駅前に最新のオフィスを建設する事により、優秀な人材を獲得するプランは現在の企業トレンドに沿っています。
建設地はホテル日航姫路のすぐ南側。姫路駅から徒歩1分です。神戸市内でも多くの建設工事を受注している同社ですが、現状は神戸に支店おろか営業所も構えていません。ここのところ姫路の有力企業の事業における神戸シフトが顕著になっていますが、ノバックは姫路に根付く企業として、新本社も姫路に置き続けます。総投資額は46億円。自社オフィスだけでなく、シェアオフィス及び共用ラウンジ、賃貸オフィス等の提供を計画しています。
地域探訪: 姫路・ノバックがJR姫路駅前に新本社ビル建設工事を着工 2027年12月の竣工予定
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク