新港西地区再開発エリアの中核集客施設である神戸ポートミュージアム内の劇場型アクアリウム・アトアの入館者が延べ200万人突破しました。2021年10月の開業から約2年半での達成となります。
開業から3年目となり、初年度程の話題性は無くなりました。また先月には神戸須磨シーワールドもオープンし、同じ水族館としては規模では負けるアトアには分が悪いのではないかと少し心配ではありましたが、アトアはシーワールドとは展示内容を差別化する事によって集客を重ねています。
特に「映える」という点においては、独自性を強く貫いており、デジタル技術との組み合わせは他にはない強みです。その甲斐あってか、来館者の1割は訪日観光客との事。またリピーターも着実に増やしているようです。
比較対象として正しいかは分かりませんが、人気観光施設として、神戸アンパンマンミュージアムが来館者200万人を突破するのには3年掛かりました。アトアはコロナ禍での開業というハンデも背負っていました。
日本国内には実に150箇所以上の水族館が存在します。100万人以上を集められる水族館はその内でトップ10のみで、いずれもアトアよりも規模の大きな施設ばかり。これまでの年間平均来館者数約80万人という記録は非常に優秀と言えます。今後も新港地区の再開発と共にエリアの集客が進めば、自ずと神戸ポートミュージアムとアトアの来館者は維持が可能かと思われます。
劇場型アクアリウム・アトアの来館者が200万人を突破!開業から約2年半での達成
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