日本真珠会館の建て替え計画としてすすめれている(仮称)神戸旧居留地PJ新築工事「ブリリア神戸旧居留地」。先週には足場の撤去開始の模様をお伝えしていましたが、遂に建物外観全体が姿を現しました。

旧居留地の雰囲気に溶け込む落ち着いた色調に列柱のデザインをあしらった基壇部。1-2階には新しい日本真珠会館がオープンし、3-11階には、旧居留地地区では14年ぶりの新規供給とされている東京建物の分譲マンション「ブリリア旧居留地」が完成します。

カーテンウォールを纏った1-2階は重厚な趣があり、新会館に相応しいデザインです。円柱にした事が良いアクセントになっていると思います。

柱はマリオンのように垂直に上階に向かって伸び、グリッド感も押し出しつつ、キューブとしてのまとまりがあります。

ただ惜しいのはセットバックした上層部。角にアールを採用したのは良いと思いますが、南面は基壇のような重厚感がありません。パークビューを望む東面はその分、ガラスで覆ったほぼ全面開口というデザインが、南面の平凡さを補っている筈でしたが、修正されて開口部が縮小し、FIXのガラスサッシとなりました。

東面の基壇部は、北側にマンションのエントランスが設けられています。またこの部分の住戸階4フロアのバルコニーは飛び出してアールを描いており、アクセントを付けています。

マンションの売行きはどうでしょうか。最上階の1戸は2.8億円。都心やウォーターフロントでは競合高額マンションが複数、販売されています。最近は宗教・財団法人の土地活用と分譲マンションがセットになっている事例が増えているので、この物件もそうであるように定期借地権付マンションとなるケースが多く、資産開催の観点からは購入者の判断が分かれるところです。

旧居留地は南東側にマンションが集中する格好です。ただこれ以上、住宅開発は拡大させず、業務・商業機能を保って欲しいと思いますが、敷地面積1,000平方メートル未満の土地のビル建て替えや現在、まだ駐車場として暫定利用されている土地における住宅開発は、京橋筋の東側のみに限定されるべきでしょう。
(仮称)神戸旧居留地PJ新築工事「ブリリア神戸旧居留地」遂に建物全体の全貌が姿を現す!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

