東京建物が定期借地権を取得し、解体中の旧居留地・神戸真珠会館跡地に、新たに事務所、展示場、共同住宅から構成される複合施設を建設する「日本真珠会館再生事業」が進行しています。
早くも神戸真珠会館の建物は地上部の解体が進み、仮囲いの外からは建物を確認する事ができない程、工事が進みました。
仮囲いには建築計画のお知らせが掲示されました。新築建物は3ヶ月後の6月末に着工し、2年の工期を経て、2026年6月の竣工を予定しています。
地上13階 地下1階 延床面積5,825.29平方メートル 1-2階に「日本真珠会館」、旧建物にあった「神戸パールミュージアム」や「入札会場」などの施設が整備され、3-13階が分譲マンションとなります。
東遊園地に面した東側のパークビューが売りのマンションとなります。周囲はオフィスビルに囲まれていますが、近隣にはタワーマンションも多く立地しています。
仮囲い内部では、まだ既存建物のごく一部が残っていました。地上部の解体が完了すると、一旦、更地化されます。
その後、新築建物の施工を行う事業者に土地が引き渡され、地中障害物の解体撤去工事着手を以て、着工となります。
旧居留地内では、多くの建物はオフィスビルですが、京町筋と東町筋の間には比較的多く住宅建築も立地しています。
三宮再整備によって都心再開発が進んでおり、オフィスビル開発が盛んになっていますが、立地によっては分譲マンションや賃貸マンションの建設計画も相変わらず多く、大小数多くの建築工事が複数同時に進行しています。
日本真珠会館再生事業 旧神戸真珠会館の姿が消滅 6月には新築建物着工へ
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