今年11月の竣工を予定し、鉄骨工事が進行中の大和証券神戸ビル新築工事。中小規模の鉄骨造の建物は鉄骨建方が終わると、足場と養生ネットに覆われて、完成直前までほとんど外側からは変化が分からなくなる為、鉄骨工事の進捗は週報としてレポートします。
北西面のアールのファサードが大きく立ち上がり始めました。隣のダイワロイネットホテル神戸三宮中央通りと比較して、大きく前に出ている印象があり、交差点からの存在感は非常に大きい建物になるものと思われます。
以前の大和証券神戸ビルはこの場所に不釣り合いな低層4階建てのビルでした。築年数のあるビルだったので、竣工当時はその大きさで良かったのでしょう。周りの環境が大きく変わった事で、不相応な規模になってしまいました。今回の建て替えでようやく解消されます。
これまでのところ、ラフテレーンクレーンで鉄骨工事を進めていますが、タワークレーンの投入は行われる予定は無いのでしょうか。暫くはクレーンの設置場所を残した上で、既に建方が終わっている部分の仕上げを進めていくものと思われます。
東側1コマ分は最上層の10階にまで到達しています。
このビルの1-2階には、出来れば大型のカフェ・バーが出店して欲しいと思います。カフェ・ストリートを標榜している三宮中央通りの中間地点に位置し、ほこみち指定もある事から、オープンテラスも設けて、街の交流拠点としての機能を持たせると、通りへのにぎわい反映に繋がるでしょう。
外壁改修中の向かいのみなと銀行本店は、足場の解体が始まっていたので、もう既に現在はリニューアルされたファサードをお披露目しているかと思います。また改修後の様子をお伝えしたいと思います。
おまけですが、大和証券神戸ビル近くにあるホテルトラスティ神戸旧居留地の運営権を取得したスターアジアグループ傘下のポラリス・ホールディングスが開業させた「KOKO HOTEL 神戸三宮」。オープン後に一度も取り上げた事がありませんでした。
スタイリッシュな建物を引き継いでいるので、宿泊客は到着時に気分が上がる事でしょう。
立地は良く、価格もリーズナブルに抑えられています。
旧居留地には現在、4軒のホテルが営業しています。もっとホテルがあっても良いのではないかと思いますが、立地的にはオリエンタルホテルに匹敵する高級ホテルが必要です。東遊園地に面した神戸ポート郵便局東隣の駐車場を郵便局と合わせて開発し、パークビューを売りとしたホテルが良いのではないでしょうか。
(仮称)大和証券神戸ビル新築工事 鉄骨建方最新状況をレポート 旧居留地の新ホテルも提案
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大和証券ビルが完成すると阪急三宮駅ビルから戻ってくるのでしょうかね。