三宮中央通りにおける三大開発プロジェクトの締め括りとなる大和証券神戸ビルの建て替え工事。大和証券神戸支店が、新築の神戸三宮阪急ビルへと移転し、21年6月より旧ビルの解体開始から約2年半を経過。ようやくここに完成を迎えようとしています。
ベールに包まれていた新築オフィスビルが遂に降臨しました。
建物の3面を通りに囲まれている特殊な立地から、ランドマーク性の高いデザインや規模を求められていましたが、それに恥じない仕上がりになっているようです。
カーテンウォールに身を包んだオフィスビルに囲まれる中、更に新たなガラス建築による名景が生まれた瞬間です。
南北にアールを描くファサード。オフィスフロアから外部への抜けた眺望も売りとなるでしょう。オフィス立地としても申し分ない場所です。
先行して完成したダイワロイネットホテル神戸三宮中央通りとのコラボショット。
店舗区画となる1階の内装工事が進んでいます。唯一、1階のみまだガラスが入っていません。
テナント区画の大きさは62.77坪。飲食や物販店舗の出店が見込まれます。カフェを併設したスイーツ店等がオープンすると、向かいのTOOTH TOOTH、この西側のHARBS、ケーニヒスクローネ、ボックサンと並んでスイーツ店の集積による相乗効果が見込まれます。
南側のアールは北側よりも弧が短く、直角に近しい角度となっています。
2-10階のオフィスフロアはテナントを絶賛募集中です。完成は11月を予定していますが、入居開始時期は年明けの1月からとなっています。
背後のThe Peak Sannomiyaはコロナ禍の昨年2月の竣工ですが、まだ空きフロアを残しています。大和神戸ビルも竣工時から多くのテナントを抱えての稼働とはならなさそうですが、三宮における新築オフィスの希少性は高く、多少の時間を掛けても、しっかりとテナントは入っていくでしょう。
三宮中央通りと京町線の交差点には、その四つ角に相応しいデザインを有する建物が揃い、都心の風格ある景観創出に大きく貢献する事になりました。
(仮称)大和証券神戸ビル新築工事 大和神戸ビルの外観が遂に現る!風格ある都心景観創出に貢献
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク