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神戸市が設立したオフィスビル建設促進制度の第1号認定を受けた大和証券神戸ビル。旧大和証券神戸ビルの規模を拡大した新築オフィスビルへと建て替えるプロジェクトが進行中です。前回、この計画について取り上げたのが昨年12月ですので、半年ぶりに記事を書く事になりました。
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プロジェクト概要
(仮称)大和証券神戸ビル新築工事
所在地 神戸市中央区三宮町1-2
事業者 大和証券ファシリティーズ
敷地面積 約652㎡
建築面積 約555m2
延床面積 約5,939 m2
階数 地上10階 地下1階
用途 オフィス 店舗
建物⾼さ 44.9m
構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
設計者 前田建設工業
施工者 前田建設工業
竣工予定 2023年11月
半年ぶりとなった理由は、仮囲いの外からだと殆ど工事の進捗が見えない状態に置かれているからに他なりません。新港町のツインタワーマンションであるベイシティタワーズ神戸の施工も手掛ける前田建設工業が丁度1年前に既存建物の解体に着手しました。
しかし1年経過してもまだ新築建物の躯体工事が進められている気配はありません。ただこれまで長らく投入されていた掘削機が姿を消しました。
現在の作業内容は地下躯体解体工事とされています。まだ現段階でも解体工事である事に驚きます。余程の難工事なのでしょうか。一体、この地下には何があったのでしょう。
確かに着工した際も、新築建物の竣工が2023年11月である事に目を疑いました。1年間違いなのではないかとも思いましたが、この規模の建物の解体工事に1年以上を要するとは想像していませんでした。
既に隣接して建設されていたダイワロイネットホテル三宮中央通りや関電不動産神戸三宮ビルは竣工・稼働していますが、現状は双方とも店舗区画やオフィスフロアの空室を抱えたままです。大和証券神戸ビルが竣工を迎える1.5年後の景況が大幅に改善されている事を期待したいと思います。
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