引き続き本格的に各工区で大規模な基礎工事が進行している新港突堤西地区の三宮新港町計画。全8工区に分けられて開発が進められています。
住友不動産が大成建設の施工で進めているツインタワーマンションの西棟「ベイシティタワーズ神戸WEST」は5工区として開発が行われています。アースドリルを使って場所打コンクリート拡底杭の構築が進められています。
前回ご紹介した巨大な安定液プラント3基が南角に設置されています。同様の設備のレイアウトが8工区となる関電不動産開発の手がける「ベイシティタワーズ神戸EAST」でも見られる事でしょう。間もなく着工予定です。
502台が駐車可能な立体駐車場の建設されている6工区。山留と掘削の終わった敷地西側より基礎の配筋工事が進んでいます。今秋に完成を予定している為、ここからの建設スピードのピッチは速いのではないかと思います。恐らく6月には鉄骨建方が始まるでしょう。
駐車場棟南側に接するのが7工区のGLION本社ビル。建築エリアで基礎の配筋とコンクリート打設が進行しています。こちらも6月までには基礎工事が完了し、いよいよ鉄骨工事が開始されるものと予想しています。
南側B街区の西側で杭工事の進むのが3工区の文化施設棟。360度円筒形の水槽を持つ水族館とウェディングミュージアムが入る商業施設です。唯一未着工の8工区を除くと、最も着工が遅かったこの3工区はこれから他工区を追い掛けます。来年の今頃には建物の躯体が立ち上がっているものと思われます。当初の計画では来春の開業予定でしたが、実際には来秋辺りが妥当な時期かと思います。
そして最も工事の進んでいる4工区のフェリシモ・クリエィティブ・ランド。敷地北側のオフィス棟本体部分の基礎構築がほぼ完了しています。
中央部のみ乗り入れ構台があった部分のみまだ空洞になっているので、この基礎を構築すれば北側は工事が完了します。
南側の店舗棟部分の基礎もまだ途中までの構築となっています。既に完成している2工区の緑地帯の先まで店舗棟の基礎が伸ばされます。
フェリシモ本社ビルの完成予想図です。奥がオフィス棟、手前の突き出た低層棟が店舗棟です。5月中には基礎工事が全て終わり、鉄骨工事が始まるものと思われます。早ければ月内にも鉄骨建方が確認できるかとしれません。非常に楽しみです。
三宮新港町計画 各工区で基礎工事が継続する中、フェリシモが地上躯体工事着手へ1番乗りを果たすか?
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新港町計画は今のところコロナの影響もあまり無いようですね。でも京町筋では、LL.Beansが25年の歴史に幕を閉じ閉店しました。めったに行きませんでしたが無くなると寂しいですね。この店舗は2階フロア―を含めてかなりの面積がありますので良い後継者が現れる事を望みます。
また、飲食を中心にコロナ禍を契機として閉店を考えている店が多数あるようで今後、夏以降、店舗・事務所ににかなりの空室が出来そうです。現在、感染は小康状態ですがこのまま収束して欲しいですね。
この状況を前向きにとらえると、施政方針を大きく転換する契機にもなります。制限の緩和策など様々な積極的な景気刺激策を他行政に先駆けて打ち出して欲しいと思います。