磯上グラウンド北側に市営磯上体育館が建設され、残りのグラウンド南側は憩いの公園として再整備が計画されています。その再整備工事がいよいよ開始されました。
グラウンドから更地化されていた敷地には重機が入り、既存の植栽帯等の撤去等を行う整地工事が開始されました。
工期は3月31日までと約4ヶ月の突貫工事となるようですが、予定通りの完成を迎える事ができるでしょうか。工事を受注したのは、兵庫区下沢通に拠点を置く関西造園土木株式会社。イオンモール神戸南のプロムナード等も同社の施工です。
完成予想イメージです。これまでの乾いたグラウンドから緑豊かな潤いのある都心のオアシスへと生まれ変わります。中央を占めるのは芝生広場。東遊園地と並ぶの憩いの場となるでしょう。
また東側には木立と水の流れのあるは「ヒーリングガーデン」が整備される予定です。そう言えば、最近はみなとの森公園に足を運んでいませんが、みなとの森の出現状況が気になるところです。
南側のエントランスアプローチ周りも解体撤去が進行中です。
磯上公園は広域避難場所にも指定されています。
神戸市のホームページにも幾つかイメージパースが掲載されています。3つの空間(ヒーリング・ガーデン空間、多目的広場・運動空間、遊び空間)に加え、都心の回遊性を高めるため、既存の南北園路の位置をプロムナードゾーンとすると共に、新たに公園の南東角に出入口を設ける計画です。
パースはプロムナードを北側から眺めた様子を描いています。
磯上体育館前にも仮囲いが設置されました。
体育館完成後も未整備だった体育館前西側には遊具ゾーンが整備されます。
タワーマンション建設は規制されているものの、都心エリアの居住者は増える一方です。ファミリーが休日に過ごせる空間が新たに設けられる事で、都心居住の快適性は向上するでしょう。市長が変われば、都心のタワーマンション建設規制は撤廃される可能性が高いと思われます。郊外拠点の再整備も都心居住の推進も併せて進めれば良いと思います。人口減を食い止めるのに手段を選んでいる場合ではありません。
公園の北側に接する葺合南31号線の道路改良工事も進められる予定です。公園に人が集うようになれば周りの賑わいも生まれ、テナントも出店しやすくなるのではないかと思われます。