三宮再整備

三宮再整備・三宮北交差点改良工事その2が本格的にスタート 交差点改良を元に駅前の高度利用を促進したい



一期工事となった三宮北交差点改良工事その1の完了から早くも間もなく2年が経過しました。交差点内の歩道は拡張され、南側の舗装も刷新された他、駅北側ロータリーや神戸若菜線の改造も行われ、動線の改良も実施されました。



次に進行を開始したその2の改良工事は、主にまだアスファルトの仮舗装になっている交差点北側の舗装の美装化や照明の設置等、交差点をシンボリックな景観へと完成させる内容となっています。



その一環として、交差点南側の歩道に新たな街路樹が植えられました。



この街路樹はイメージパースでも描かれている交差点のシンボリツリーのような存在です。大きく育てば、交差点の信号待ちでも木陰で休める事が可能になるでしょう。



ただまだそこまでの大きさはありませんので、成長を待たなければなりません。



この植樹は六甲山の木々を都心に移植する「こうべ木陰プロジェクト」の一環ではないようです。植えられる木はこの一本だけなのでしょうか。通行の妨げにならない限り、もっと増やして、駅前を潤い豊かにして欲しいですね。



さんきた広場の改良から端を発した三宮北交差点の改良ですが、ここから更に駅前の再開発に発展していく事を期待しています。その火種には既に解体された誠隆ビル跡地という存在があります。



駅北側の景観は150万都市の表玄関と呼ぶには貧弱であり、駅南側のようなランドマークがありません。また市有地や市保有の不動産もない為、市が再開発に関与する事もできません。神戸マルイのある三宮南西街区や神戸駅北側もそうですが、民間地権者のみのエリアにおいて再開発機運が醸成される何らかの方策を生み出す必要があるのではないかと思います。

関連記事
三宮再整備

シティ・ループが無くなる?運行を担当する外郭団体「神戸交通振興」が来春解散へ 事業を引き継ぐ民間事業者を公募

2021年11月22日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸の観光路線バス「シティ・ループ」。走る異人館と称された可愛らしいデザインが目を引くバスはすっかり神戸の街に馴染んできました。都心 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です