三宮クロススクエアの整備の為、現在、三宮駅前エリアを東西に渡って横断する中央幹線はJR駅ビルやバスターミナルビルの建設と共に東行き車線を大幅に縮小し、歩行者デッキの新設工事が進められていますが、遂にフラワーロードについても改造がスタートしました。
まずはフラワーロードの東側の歩道を拡幅する工事に着手。来春を完成予定として、道路改良工事が始められています。
南行き車道の1車線を封鎖し、まずは地中の埋設物の移設から開始される模様です。
現在の東側の歩道の幅員はそこまで狭い訳ではありません。しかし更に歩行しやすい空間にすると共に滞留空間や自転車通行帯も設けられる計画です。
工事対象となる区間はかなり長く、葺合南54号線の再整備では完成までに6年近くを要していましたが、フラワーロードについては比較的短期間での完了を目指すようです。
今回の再整備対象区画は、国際会館前交差点から葺合南23号線まで。計画としては、フラワーロードは南北線共に車道を2車線計4車線に縮小し、空いた空間に自転車専用レーンや歩道の拡幅に活用します。
再整備後のフラワーロード東側歩道周りのイメージです。
沿道沿いに複数の滞留空間が設けられます。既存の街路樹の木陰の下にベンチを設けて、歩道を憩える空間に転換します。
ウォーターフロントエリアに開業したジーライオンアリーナ神戸へのアプローチにもなっているフラワーロード。
新港町の東側の再開発も進めば、フラワーロードを使って市役所以南を行き交う人の通行量は増える事が予想されます。まだ架橋工事の開始が見えてこない税関前歩道橋のリニューアルが動き出すと、この南北軸の活性化が促される事になるでしょう。
三宮再整備・フラワーロードの改良「税関線歩道東側拡幅工事」がスタート 来春の完成予定
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク