三宮再整備

三宮クロススクエア整備に向けた社会実験前の事前交通量調査を目撃 10日後に車線規制開始


来月からいよいよ三宮クロススクエア整備推進を目的とした車線規制による社会実験が実施される三宮交差点。三宮中央歩道橋の上で「解体中の三宮ターミナルビルを三脚を立てて撮影している人がいるな〜タイムラスプでも作るのかな?」と思っていましたが・・・


実はこの方はお仕事中でした。交通量調査を実施されていました。


阪神神戸三宮駅の改修工事に合わせて中央幹線もリニューアルが図られ、整然とした大通りに転換されました。まだこの大通りの大部分が歩行者空間になる姿は想像し難いですね。


三宮東歩道橋の上でも交通量調査員の方が撮影機材を使って調査を実施中でした。


これらの調査は約10日後から開始される社会実験の事前調査と思われます。車線規制が始まると東西通行車両がどこへ流れるのか、どれだけ他の東西幹線道路の通行量が増加するのか。こうした点が検証されます。


ミント神戸の三宮バスターミナルや神姫バスターミナルを発着するリムジンバスや市バスがひっきりなしに交差点を出入りします。車線規制によってこれらのバスは将来的にはポートライナー線を南下するか、中央幹線を東に向かうかに走行方向が限定される事になります。湾岸線西伸部と三宮間のアクセス性改善も必要になりそうです。神戸空港-新神戸間のアクセス性と含めて包括的な改善方法を検討しなければなりません。やはり生田川をうまく活用すると共に阪神線は通っているものの、中央幹線の地下にも道路を通す事が出来れば捌ける交通量は増えるものと思われます。


まずは来月からの実験でどのような影響が生じるのか。10車線→6車線では然程の影響は出てこないのではないかと予想していますが、どうでしょうか。

関連記事

POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    阪神大震災の時を思い起こすと、やはり幹線道路は潰さない方が良いと思います。今市長は中心部のあちらこちらで歩道を拡幅しています。これはとても良い事だとは思いますが、道路の車線を減らして歩道に充てるのは本末転倒でしょう。
    時間は少々かかりますが、歩道を拡幅したいエリアは高度利用地区に指定して高層化を図り足下にオープンスペースを確保していくべきだと思います。これに緊急再整備による規制緩和を加味して新しく生まれるオープンスペースとその前面歩道の美装を義務付ければ良いと思います。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です