山からの眺望

ヴィーナス・テラスから眺めた神戸都心 2025年春 変わりゆくウォーターフロントとこれから激変する三宮


ヴィーナス・テラス、ブリッジを訪れたのは2023年11月以来ですので、実に1年半ぶりの訪問となりました。ここのところ海から神戸を眺める事が多かったので、久々に山から見た神戸はとても新鮮でした。



山から見てもやはり最も変化が大きいエリアはウォーターフロントです。旧居留地のビル側の背後に新港町の再開発によって完成した複数の建物が街に厚みと立体感を与えています。

ベイシティタワーズ神戸とジーライオンアワーズビル、そしてジーライオンアリーナ神戸が立ち並ぶ姿は生まれ変わる神戸を体現しています。



そしてこれから数年以内に大きく変わって行くのが三宮駅前エリア。そのインパクトはウォーターフロント以上にスカイラインに変化をもたらす事になります。



まずは三宮OPA2と黒いマークラー神戸ビルの間に雲井通5丁目のバスターミナルI期ビルが立ち上がってきます。高さ163mに達する建物の為、三宮の業務ビルとしては最高層となります。更にミント神戸と神戸三宮阪急ビルの間に高さ155mのJR三ノ宮駅ビルが聳えてきます。

西側についてはJR神戸駅周りでの変化がこれから数年で顕著になってくるでしょう。



確認できるタワークレーンは、元町商店街入口のワコーレ神戸元町ザ・ゲートタワーの建設現場。更にこの周りで阪急阪神不動産や東京建物が20階建てのタワーレジデンスのプロジェクトを計画中です。



3号館が大規模改修工事中の兵庫県庁。右端の最も大きな1号館から解体が開始され、県庁舎と県民会館を合築する新庁舎が跡地に誕生するのは2033年頃とまだ8年先の話です。2号館跡地の方針は決定していませんが、以前の計画同様に民間活力を活用したプランとすべきかと思います。場合によっては、1号館よりも早期に進める事も視野に入れたいですね。



神戸を訪れる人々は着実に増えていると思います。この日もヴィーナス・ブリッジには国内外の観光客が多く見受けられました。神戸に行ってみようと思わせる施設やスポットが、増えており、そのついでにヴィーナス・ブリッジも訪問しようという事になるのでしょう。新緑の眩しいこの時季は山から見晴らす景色は一年で最も抜け感のある写真が撮れます。

関連記事
山からの眺望

諏訪山公園ヴィーナステラスのレストハウスはリニューアルの為に閉店 オペレーターも変更後、10月より営業再開予定

2023年4月5日
こべるん ~変化していく神戸~
諏訪山公園ヴィーナステラスのレストハウスは築後40年以上が経過し、老朽化が目立っています。1982年に開業した「フランス料理トゥール …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。