西神中央

リノベーション神戸・西神中央西側駅前広場再整備工事その3 バスロータリーの南側に新たな上屋が出現 10月末完成予定



4月末以来、3ヶ月ぶりに西神中央を訪れてきました。目当ては西神中央西側駅前広場の再整備工事進捗状況の確認です。なかなか亀の子進捗で、少しずつ変化を遂げています。



西側駅前広場再整備のハイライトは、中央に拡大される歩行者空間とその両側に大きな上屋を伴ったバス・タクシー乗り場の整備です。



工期は今年の10月末までと残り約3ヶ月。駅前ロータリー工事はすでに再整備工事その1の開始からほぼ2年が経過する長期プロジェクトになっています。



バス乗り場の上屋構築が現在の工事のメインです。この工事が完了すると、一気に広場の仕上げに取り掛かる事になるでしょう。



その上屋ですが、既に鉄骨のフレーム部は完成しており、コンクリートの屋根の構築が行われています。



ロータリーの東西に渡って長く伸びる新しくシンボリックな上屋。左の空白地が新たな歩行者空間・広場として整備され、花時計の設置も計画されています。



鉄骨のフレームの下にコンクリートの屋根が設置される上屋というのも珍しい構造なのではないかと思われます。



カタカナのコの字型をした上屋の北側は駅前の大屋根と接続し、駅からバス乗り場へ快適なアクセスを実現します。



フレームの下では足場を組んで屋根の構築が行われています。こうした屋根のデザインは光の透過によって内部の明るさを保つ例が多く見受けられます。



既存の上屋も透過性のある材質を採用しています。しかしその分、陽射しは一定度通します。



既に完成済のタクシー乗り場の上屋と同様の屋根がバス乗り場にも採用されるでしょう。マットな表面仕上げで、しっかりと陽射しをブロックしています。バス乗り場の屋根の幅は最も細いところでもタクシーの倍以上あるので、日陰スペースは更に大きくなるでしょう。



残りの工期で広場の仮舗装となっている部分も含めてインターロッキング舗装完了や花時計、照明、植栽、ベンチの整備まで終わるでしょうか。25年に掛けてはバスロータリー内の残り上屋についても更新が予定されているようです。

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