リノベーション神戸のプロジェクトにおける拠点の一画を占める垂水駅前で計画が進む新垂水図書館。昨年12月の取材から10ヶ月あまり。前回は地質ボーリング調査が進行中で、その後は遺跡の発掘調査が行われていました。現在は既に敷地が仮囲いで囲われています。
現在、進行しているのは新垂水図書館等建設前工事。本格着工前の準備工事の位置付けです。
新垂水図書館は地下1階、地上4階建ての規模となり、地下階は原付停車場、1階は駐停車スペース、そして2-3階が図書館で、4階に多目的室と屋上広場が整備される予定です。
仮囲いの内部の様子です。駐車場だった敷地は土砂の更地になっています。
この準備工事は9月末まで進行中で岡工務店が施工しています。図書館本体の建設工事はまた別の施工者が受注しているのでしょうか。
準備工事は鋼矢板(シートパイル)壁の山留までを含んでいます。既にこの作業もほぼ完了しているようで、本体工事の施工者が決まれば直ぐに着工できる体勢に整えられています。
年内の着工の運びとなるのでしょうか。開館予定は2024年とされています。
現在の垂水図書館は再開発ビルであるレバンテ垂水2番館内にあり、660平方メートルほどの規模ですが、新図書館は1,500平方メートルにまで拡大し、蔵書数も10万冊となります。
これまでの図書館とは全く異なるコンセプトで整備される予定です。テーマは「人と本のみなと/知の海へ いざなう立体広場の図書館」です。
名谷図書館、こども本の森 神戸、西図書館に続いて垂水図書館がいよいよ着工します。交通利便性の高い垂水に魅力ある新築図書館の誕生は駅前の付加価値を大きく高める事になるでしょう。
リノベーション神戸・垂水新図書館等建設前工事が進行中 来月以降には本格着工か?
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廉売市場の解体工事は竹中工務店が今月20日から来年6月15日完了予定で行うようです。