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いよいよ10月1日の開館まで2週間に迫った西神中央駅前の「なでしこ芸術文化センター」。建物は竣工しており、開館準備及び外構と新歩道橋の最終仕上げが行われています。秒読み段階に入った同施設。開館前の最後のレポートをお届けします。
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プロジェクト概要
西神中央 文化・芸術ホール等 整備事業
所在地 神戸市西区美賀台1-1-1
事業者 鹿島リース
敷地面積 4,000.00㎡
建築面積 2,793.43㎡
延床面積 6,60.35㎡
階数 地上4階
用途 劇場 図書館
建物⾼さ 19.524m
構造 鉄筋コンクリート 一部鉄骨造
設計者 久米設計
施工者 鹿島建設
開館予定 2022年10月1日
交流モール
交流モール
図書館
図書館
文化ホール
夜景
建設状況の様子
西神センタービルとなでしこ芸術文化センターの2階部分を連絡する新歩道橋も完成間近です。歩道橋を覆っていた全ての仮設設備も撤去され、完成体の美しい歩行者デッキがお披露目されました。
歩道橋上の両側にガラス手摺を採用した新デッキ。なでしこ芸術センターと統一感のあるデザインでシンボル性の高さが特徴です。
なでしこ芸術文化センターの外部歩廊と直結しています。デッキ下にも大きな空間が設けられており、階段の後ろに広がる交流広場と一体化した開放的な歩行者空間が整備されました。
デッキの上にはキャノピー(屋根)が取り付けられており、雨や日差しを凌いで駅からの移動が可能です。
まだ西神センタービルとの接続部の工事が進行して立ち入りはできませんが、デッキ上の様子です。
歩行者デッキの供用開始もなでしこ芸術文化センターの開館日である10月1日でしょうか。
交流広場に連絡する階段です。
なでしこ芸術文化センター前の交流広場です。
なでしこ芸術文化センターの1階のガラスサッシはスライド式でフルオープンが出来るような仕組みになっています。アートスペースとして活用されます。また1階に出店するカフェですが、「元町ANCHORコーヒー」がプロデュースする予定です。テイクアウト専門ですが、館内でもドリンクを楽しめる事になります。
開館準備が進められており、西図書館の書棚に本が運び込まれています。
西神中央ホールは10月2日に予定されている「スーパーストリングスコーベ こけら落としコンサート」が完売しており、施設の注目度の高さが表れています。
変貌を続ける西神中央ですが、民間デベロッパーにはその変化はどう映っているでしょうか。駅周辺でマンション開発用地の確保や住宅開発、店舗の出店等を検討するようになり始めているのであれば、リノベーション神戸による市の施策が奏功している事になります。
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マクドナルド西神中央店の向かい側、現在駐車場となっている箇所の一部がマンション建設決定したようです
https://www.city.kobe.lg.jp/a80577/544031895474.html
このほか、車両基地脇の空き地も建設が検討されているようで、人口増に貢献してくれたらと思います