垂水駅前再開発

リノベーション神戸・垂水中央東地区第一種市街地再開発事業 プラウドタワー神戸垂水


垂水駅前で進行する垂水中央東地区第一種市街地再開発事業。野村不動産が事業協力者となり、地上32階建てのタワーマンション「プラウドタワー神戸垂水」を中心とした再開発ビルを建設しています。



竹中工務店が施工するプラウドタワー神戸垂水の地上躯体構築工事は順調に進捗しています。約4ヶ月ぶりの取材となりますが、高さを増してきました。



現在、11-12階を施工しています。周囲には高い建物は殆どない為、現在の大きさでも圧倒的な存在感を醸し出し始めています。



最終的に投入されたタワークレーンは1機のみでした。施工範囲は比較的狭い事もあって1機でも十分と判断されたのでしょうか。通常、高さ100m以上のタワーマンションの建設では2機運用がデフォルトではないかと思います。



各フロアの手摺のフレームの取り付けも始まっています。まだガラスは入っていないようです。四隅はコーナーサッシを採用し、ガラス感を高めています。



公式物件サイトに最上階の展望フロアである「スカイクルーズラウンジ/デッキ」の概要が公開されました。塔屋と一体化した32階は迫り出した軒下に設けられた優美なラウンジが設けられます。ラウンジから漏れ出る光を軒に当てる事で頂部の照明演出を図る模様です。



ラウンジからは明石海峡大橋と淡路島を望み、大空を感じる壮大なパノラマビューが楽しめる非常に贅沢な空間です。



神戸市内の分譲中マンションでは成約率No.1との事。ベイシティタワーズ神戸EASTが竣工した為、現在、神戸市内で建設されているる唯一の100m超えのタワーマンション且つもしかしたら最後の物件となる可能性もあります。



将来的には垂水駅前ではまだ再開発が進む可能性を残していますが、再開発の原資を生み出す為にタワーマンションを併設する手法が一般的になっています。ただ人手不足と建築資材の高騰で、この手法も盤石ではなくなりつつあります。

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  1. 奴ヴィレット より:

    転売ヤーには買収されるわけにはいきませんし、それ以外にもタワマンって色々と問題ありますから(学校の過密とか)、これが最後のタワマンとなることを祈ります。

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