JR・山陽垂水駅前のロータリーに面して整備されていた平面駐輪場を立体化し、複合的に活用する再整備計画が進行しています。
計画されている建物は鉄骨造の地上3階建て。1階にはこれまで垂水駅前には無かった一般車用のロータリーを設け、2-3階にはキャパシティをこれまでの倍以上に拡大した自転車駐車場として活用します。
基礎工事が続いていましたが、遂に地上躯体の構築に移行しました。楽しみにしていた鉄骨建方を逃してしまったようです。
敷地の形状は西側が底辺側となる三角形をしています。1階のロータリーはこちら側に整備されますが、車の出入口は東側に設けられます。
3階建の建物ですが、想像していた高さよりは低いのは、横に広い建物だからでしょうか。
その分、スパンの大きな建物となっています。神戸市はこの建物を西駐輪場とし、東側の駅前広場で計画中の垂水図書館にも駐輪場を整備する予定です。
今後、神戸市は様々な拠点駅で大規模な駐輪場整備を拡大していく予定で、通勤・通学の利便性を高める事で居住環境の改善を促進しようとしています。
垂水駅の北側には広大な丘陵地が広がり、一大住宅街を形成しています。ここからバスを乗り継ぐ人々も多く宅地開発も未だ進行しています。やはりJR沿線でしかも希少な快速停車駅である為、評価価値は高いですが、駅周辺にはあまり開発余地が残されておらず、再開発による改造が必須な状況です。
リノベーション神戸の一拠点として再整備を進行させていますが、ある程度、フリーハンドで行える西神中央や名谷と違い、垂水は市の関与できる施設や土地が制限されている為、その効果をどこまで発揮できるか。
昨年、施工者を決定する競争入札が不調に終わり、未だ着工に至っていない垂水図書館を含む複合ビルの建設計画。ようやく新たな入札が広告されました。2025年5月末の完成を目指して始動予定です。
リノベーション神戸・(仮称)垂水駅前立体駐輪場・ロータリー整備工事 鉄骨建方が完了
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