JR・山陽垂水駅前で進められている数々のリノベーション神戸プロジェクト。駅前西側では、以前の平面原付駐輪場が立体化された上、地上階をこれまで無かった一般車用のロータリーとして改造する(仮称)垂水駅前立体駐輪場・ロータリー整備工事が進行しています。
仮囲い内部の様子です。敷地西側より基礎工事が進行しています。
計画されている建物は地上3階建。バイクや自転車の駐輪場を2-3階に整備し、二輪車を載せられるエレベーターも完備される予定です。この施設と東側のロータリーに整備される垂水図書館の2施設によって駅前の駐車場収容規模は大きく拡大します。
垂水駅と学園都市駅の間に広がる丘陵地には広大な住宅地が横たわっており、この南の玄関口としての役割を担う垂水駅前の利便性を高める事は、住宅地の将来性をも高める事に繋がります。
基礎の鉄筋の配筋と型枠の組み立てが進められています。基礎構築が終わると、鉄骨工事に移行する事になるでしょう。
垂水駅北側の丘陵地の分譲地は高価格を維持しており、人気は高止まりをしています。
先行していたバスロータリー周辺のリニューアルも完了を迎えました。駅前を明るくする為、拠点駅周辺の街灯設備の更新が行われています。
また駅前西側広場のリニューアルも完了しました。
これまで殆ど街路樹も無く潤いの不足していた駅前広場に初めて植栽が行われました。またライトアップ用の照明設備も設置されました。
ただ広場としては休憩するベンチ等の設置もなく、憩うための空間ではありません。
新設されたデザイン時計塔です。
照明設備が増やされ、一部のインターロッキング舗装ブロックもアクセントとして入れ替えられました。しかし何でしょう。あまりにもミニマルなリニューアル過ぎて、殆ど何かが変わった事にも気づかない人が殆どではないでしょうか。
ただ中央の新しいブロックの部分は排水設備のようなものが整備されています。子供が夏場に遊べる水景設備でしょうか。
正直、広場のリニューアルと銘打つ程の充実した再整備だったとは言えない気がします。西神中央や名谷と比較すると、再整備拠点とされていながらも、垂水への投資額や規模、施策は前者二拠点と同列とは言い難いです。ただ垂水の場合は民間主導型の再開発が進行しており、将来的にも再開発エリアは拡大していく方向かと思われますし、行政型の再整備は控え目でちょうど良いのかもしれません。
リノベーション神戸・(仮称)垂水駅前立体駐輪場・ロータリー整備工事/リニューアルの完了した垂水駅前西側広場
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この辺りは変質者や鳩にエサを与える迷惑な高齢者が結構昔からたむろしていた場所として地元では有名でした。
殺風景ではありますが正直、雰囲気的にもスッキリしたので良いと思います。
また具体的な動きは不明ですが廉売市場跡の再開発マンション横の業務スーパーのビル(元ダイエー)で業者関係?の方々が道路やビルの調査のような事をしていました。
このビルも古いので建て替えでしょうか?
リノベーションするのなら高丸線の乗場を何とかするべき。バスが乗場にもっと寄せれる様にしないと年寄りが乗るのが大変そうです