西神中央駅東側の広大ながら長年に渡って遊休状態だった市有地が開発され、なでしこ芸術文化センターと共に誕生した大型分譲マンション「クレヴィアシティ西神中央」が竣工し、購入者の入居が始まりました。
1階グランドロビー横のギャラリーラウンジも完成しました。TSUTAYA BOOKSTOREが監修しています。
なでしこ芸術文化センターとクレヴィアシティ西神中央の間に誕生した「憩いのプロムナード」。
木々や植栽の緑に溢れた美しいプロムナードです。
なでしこ芸術文化センターの外壁沿いには蔦植物が植えられており、壁に取り付けられたネットに蔦葉が伸びて、年月を掛けて壁面緑化が行われる予定です。
植栽に沿ってデザインベンチも数多く設置されており、周辺住民のコミュニティ形成にも一役買いそうなプロムナードです。
照明設備もしっかり完備されているので、夜間も安心して通行する事が出来ます。
途中からは幅員は狭まり、ジグザグになっています。緑の量も豊かです。夏場の夕涼みに最適なのではないかと思います。秋に虫の音を聴きながら、談笑するのも趣があります。
駅と周辺の住宅街を接続する生活動線の役割も果たすプロムナードです。なでしこ芸術文化センターの南側まで回らなくとも駅との行き来が出来るので、利便性も高められました。
今は常緑樹のみの緑に限定されており、立木等にはまだ葉がありませんが、春以降にはもっと緑の溢れるプロムナードに変わる事でしょう。
このマンションの外構は全て緑に覆い尽くされています。
さて、竣工したこの駅前新築物件ですが、都心の人気マンションのように完成前の全戸完売とはなりませんでした。総戸数304戸と戸数が多い大規模マンションである事もその要因かとは思います。
昨年の神戸市の人口動態は再び転出超過に転じました。リノベーション神戸による郊外拠点の再整備を進めていますが、まだ十分に転入人口を増やす効果を得るに至っていません。
今回のクレヴィアシティ西神中央のようにリノベーション神戸のプロジェクトの一環として、直接的に拠点駅前の人口集積を促す施策は無論の事、一連のプロジェクトに伴って周辺エリアでの民間開発が誘発されなければ、その場限りの効果に留まりかねません。
西神中央駅前の人口増を促進する次の直接的プロジェクトが始動します。クレヴィアシティ西神中央の向かいの市有地で、平面駐車場に立体駐車場を建設して収容キャパシティを確保した上で、残りの土地に新たな集合住宅を建設します。
敷地面積は2,400平方メートルを越えており、大規模な住宅建設が期待できます。
今月内の着工予定で建築計画のお知らせが掲示されました。地上14階の賃貸マンションが建設されます。ファミリー向け108戸(2LDK)、単身者向け96戸の合計207戸が供給されます。建築主は西神中央レジ開発。店舗も入る予定でコンビニの出店が計画されています。
分譲マンションのクレヴィアシティ西神中央の場合、販売価格の高騰によって購入できる層が限定されてしまいがちですが、前の分譲マンションだと販売価格が高騰しがちで、賃貸マンションではより若いファミリー層や単身者の流入が期待出来ます。
西神中央駅の北側にはマクドナルドの先に更に駐車場として使われている市有地が連なります。これらも住宅開発用地への転用が必須でしょう。
リノベーション神戸・クレヴィアシティ西神中央入居開始 憩いのプロムナードも供用開始 向かいに賃貸住宅も着工
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推計人口は転入超過だったので結構いい傾向じゃないですかね
西神車庫が廃止され、住宅地が増えるんでしょうね。