神戸市が「王子動物園リニューアル基本計画策定支援業務」委託事業者公募型プロポーザルの実施

神戸市は王子公園の再整備を計画していますが、既に前月には王子スタジアムを含む園地東側の約3.5ヘクタールについては大学を誘致する為、優先交渉権者を決定する公募型プロポーザルを実施し、現在、提案を受付しています。



今回は更に園地西側の王子動物園について、新しい動物園の基本計画を策定する為、事業者からの提案を受ける公募型プロポーザルを実施します。

提案を行う事業者には、既に神戸市がまとめた「王子動物園リニューアル基本構想」を踏まえ、リニューアルに向けた具体的な整備内容の立案が求められます。

施設の配置計画や展示方法等、民間の知恵やノウハウによっていかに魅力的な都市型動物園に生まれ変わせる事が出来るか。

時期者は、広場・休憩施設、レクリエーション施設(遊具)、飲食物販等の便益施設等の内容や配置を検討します。尚、園内にある動物科学資料館についてはそのまま活用する事を前提とし、王子公園との連携提案も必須条件です。



尚、現在、草食動物が集まる北側のエリアは王子公園の一部に転換され、その代わりに西側に新たな動物園の用地を確保します。



市民の反発を招き、廃止を中止し、存続に切り替えられた遊園地もどのようにリニューアルされるのでしょうか。これまでは昭和レトロが売りの遊園地でしたが、動物園に連れて行っても子供の興味は寧ろ、遊園地に向かってしまって困る事も多々ありました。

3月中旬には委託候補者を決定し、契約締結に至る予定です。リニューアル後は旭山動物園のように全国に名を馳せるような場所になる事を期待したいと思います。