ポートアイランドII期

[ポートアイランド(第2期)中央緑地軸」が5月中旬にリニューアルオープン ポーアイのリボーンはどう図るべきか?


ポートアイランドでは、活性化を目指した「リボーンプロジェクト」が計画、進行していますが、その一環として、2期地区・神戸医療産業都市内の中央部に位置する中央緑地軸のリニューアル整備工事が進められてきました。憩いの場となる緑豊かな滞在空間を創出する事が目的です。



中央緑地軸は医療センター前から南に伸びる緑地帯で、ポートライナーの高架軌道に沿って立地しており、駅と直結する歩行者デッキと接続する少し不思議な構造が特徴です。



中央に遊歩道があり、なだらかなスロープとなって地上レベルに誘います。両側は緑豊かな植栽帯となっており、数多くの草木や花々が植えられています。



この緑地軸のリニューアル工事は既に完成目前となっており、供用開始はゴールデンウイーク明けの5月12日と発表されました。



今回のリニューアル工事で特に大きな変化を遂げたのは、ベーリンガーインゲルハイム神戸医薬研究所前周辺のエリアです。



水音が耳に優しい「せせらぎ」が設けられた他、休憩のできる東屋やウッドデッキ、ベンチ等が整備されました。少し磯上公園を彷彿とさせる癒しの空間です。訪れる市民だけでなく、周囲の企業や研究機関に勤めるワーカーも活用される事が想定されます。



片流れ屋根の立派な東屋が完成。照明も備わっているので、夜間にも安全・安心して利用が可能です。散策や犬の散歩時の休憩にも重宝されそうです。



この緑地軸は広大なスペースを惜しみなく活用していますが、集客施設を設けても良いのではないかとも思います。例えばレストランやカフェの入る低層棟を設ければ、平日は周辺企業や研究施設のランチや喫茶需要を享受する事が可能ですし、週末は土日どちらかの営業に絞るという選択肢も取れるでしょう。



計算科学センターの辺りまで続く緑地軸。もはやプロムナードと言っても過言ではないでしょう。両サイドの緑も整然と美しく植えられいるようです。



ポートアイランドはまちびらきから40年を経ており、第1期地区はオフィスビルの老朽化に伴い、主要企業の都心回帰が進んで拠点機能の衰退が顕著になっている他、住宅地区も住民の高齢化や建物の老朽化が懸案となり、郊外ニュータウン同様にオールドタウン化が街の課題になっています。しかし企業集積の進む第2期地区やコンテナバース跡地の西側は学生街となっており、神戸空港の利用増加で勢いを増しているので、島内の中でも明暗が分かれています。



大阪湾岸道路西伸部が開通すると新たなポテンシャルも生まれる事になりますので、ポートアイランドは次世代に向けて新たな進化を辿る事ができる可能性を大いに秘めていると言えます。



従ってオールドタウン化が顕著な第1期地区の再開発をどのように進め、成長の流れに上手く乗せていくべきかを考えていく必要があります。業務地区や居住地区の用途についても今後はもっと柔軟に変更する事も必要でしょう。従来の計画に囚われず、2期エリアの勢いを波及させされるような流れを作る為、1期エリアにも研究開発の拠点施設やウェットラボビルの建設誘導を図っていくべきでしょう。

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POSTED COMMENT

  1. EYESTAR より:

    ポートアイランドは、三宮~神戸空港間の結節点として、
    往来のため必ず通過するエリアという事実があります。

    そこを踏まえたうえで、商業機能や宿泊機能、将来空港島の
    用地のみでは賄えないことを見越しての航空関連産業の
    誘致など、言わば神戸という特性を踏まえた
    りんくうエリアとしての開発も視野に入れるべきかもしれません。

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