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旧居留地内浪花町のフィリピン領事館跡の再開発によって2009年3月にオープンしたスタイリッシュなホテルトラスティ神戸 旧居留地は地上13階建 客室数141室で、会員制ホテルを運営するリゾートトラストが手掛ける宿泊型ホテルブランドの第一号店でした。2008年前後に起きた神戸の第一次ホテル新規開業ラッシュはその過渡期にリーマンショックに見舞われて、半数のプロジェクトが頓挫しました。このホテルも着工や開業時期を遅延させながらも、オープンに漕ぎつけました。
リゾートトラストはこのホテルトラスティ神戸 旧居留地を含む一般向け宿泊型ホテル6棟全てをスターアジアグループに譲渡します。
スターアジアグループは米国を拠点とする不動産ファンドで、取得したホテルの運営は
ポラリス・ホールディングスが引き継ぐ事になります。6棟の内の1棟であるホテルトラスティ金沢香林坊は既にベストウェスタンに転換される事が決定しています。ポラリスは国内でベストウェスタンを中心に29棟のホテルを展開。神戸のホテルをどのブランドで運営を継続するのか。こちらも今後の動向に注目です。
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確か昨年こべるんさんが来年は書く記事がなくなるとの趣旨の投稿をされていたと思います。今それを実感しています。
相次ぐ商業施設・ホテルの閉鎖、サンチカタウンの一部閉鎖(前向きなリニュアール?)など暗いニュースにため息です。新神戸駅・JR神戸駅前広場の整備は結構だけど、神戸の活性化に大きく寄与するとは思えません。広場と繋がる市街地と一体化した再開発のプランが必要ではないでしょうか。JR神戸駅前ならば元町地区をも含めたプロジェクトを構想するべきではないでしょうか。それにしても神戸市は広場の整備が好きですね。
思い返せば2000年代は、神戸中心部に高層ビルやタワマンが次々に建設されました。民間の投資も活発でした。だがしかし久元市長の登場後、その流れが止まってしまいました。規制、規制で民間の投資意欲を確実にそいでいます。少しは期待を持った斎藤知事も県庁を含む元町地区再開発を白紙に。神戸だけ何故?大阪は神戸のようにさしたる観光資源があるわけではないのに、どんどんビッグプロジェクトを発表しています。そう、行政がやる気を出すので民間も動くのです。神戸市が妬んでいる明石の泉さんに神戸を託してみたらどうなるのか興味が湧きます。泉さんは、都市行政にもっとも必要な発進力とスピード感を持っていますので。
札幌、名古屋、広島、福岡では、神戸では考えられないビッグプロジェクトがスピード感を持って進行しています。何も他市を羨ましがっているわけではありません。神戸を愛する市民に夢と希望を与える方向性と具体的なプランを示して欲しいだけです。
昨年の市長選も現職が圧倒勝ちでした。目ぼしい対抗馬がおらず、消去法だったと言えます。有力・有能な政治家にとっても神戸は首長になりたい都市ではないという事だとしたら、衰退に拍車が掛かります。神戸市という組織は非常にややこしいのかもしれません。