2018年8月に西日本を中心に猛威を振るった台風20号によって大きな被害を受けて以来、閉鎖が続いてきた須磨海つり公園。4年以上、利用されないまま廃墟化が進んでいましたが、営業再開に向けてサウンディング型市場調査を実施した上で施設の運営を民間事業者に委託する事を決定。公募プロポーザルの結果、山陽電気鉄道・ハウスビルシステムが指定管理者に選定されました。そして営業再開に向けてリニューアル工事が進められ、いよいよ11月1日(金)にオープンを迎えます。
台風被害を受ける前の須磨海づり公園の様子です。丸い管理棟のあった沖合の釣り台は全て撤去され、規模的には縮小した事になります。
しかしながら新しい海づり公園は、釣りを楽しむのみでなく、海を味わったり、くつろいだりする店舗やエリアも整備され、閉鎖以前の海づり公園よりも快適な施設として生まれ変わります。
釣り台の足元の海岸には海を見ながらくつろげるテラスが新たに整備されました。敷地内の建物の間にはパーゴラ広場も設置され、施設利用者の利便性を向上しています。
既存の設備を改修して売店とし、建物内には海産物を味わえるイートインスペースも確保。魚と触れ合いができるタッチプールも整備され、たとえ坊主の日でも魚を拝む事はできそうです。
近隣では神戸須磨シーワールドが6月に開業し、須磨海浜公園と共にレジャーリゾート化が進みましたが、11月には垂水のマリンピア神戸がリニューアルオープン、その西側のアジュール舞子周辺も来年以降のリニューアルが実施される計画です。須磨海づり公園もそんな神戸ウェストコーストのリゾートエリアの一施設として、集客に貢献する事になるでしょう。国道2号線の通行量キャパについての対応策は真剣に検討される必要がありそうです。
「須磨海づり公園」のリニューアルオープンはが11月1日(金曜)に決定!神戸ウェストコーストのにぎわい施設 待望の営業再開
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須磨育ちなので、かつてウェザーリポートなどのカフェで賑わった須磨から垂水が華やかになるのは嬉しいのですが、ほんまは、施設より先に渋滞を緩和する方法を作ってからやって欲しかった
シーズンには赤灯台から垂水アウトレットまで1時間とか平気で起こるやろねー