新長田

腕塚5丁目第3工区の県立総合衛生学院が遂に来年3月着工予定 新長田再開発地区の総仕上げ



JR新長田駅南側の再開発地区における最後の未着工工区である腕塚5丁目第3工区と呼ばれる2,380平方メートルの開発用地は現在、鷹取駅の南側にある兵庫県立総合衛生学院が移転を予定していましたが、決定から2年以上が経過しても現地に動きはありませんでした。



しかし先月にようやく建築計画のお知らせが掲示されました!


所在地 神戸市長田区腕塚町5-5-1
事業者 兵庫県
敷地面積 2,384.24㎡
建築面積 2,308.4㎡
延床面積 12,415.51㎡
階数 地上9階
用途 学校
建物⾼さ 44.5m
構造
設計者 株式会社内藤建築事務所
施工者
着工予定 2022年3月1日
竣工予定 2023年8月31日



この建物の完成する再来年7月を以って、約30年に渡る再開発が完了を迎える形になります。



新長田再開発地区も例に漏れずコロナ禍の影響を色濃く受けているように見受けられました。神戸市はあの手この手を駆使して、新長田の活性化を試みようとしています。

大正筋商店街内に今年10月にオープンしたのが、KICC(神戸国際コミュニティセンター)。外国人との交流を深めたり、外国人が日本語を学習する場として提供されています。



一方でダイエーグルメシティ新長田店が年内で撤退を発表。アスタくにづか3番館は中核テナントを失ってしまいます。後継のテナントは決まっていません。複数のスーパーが存在する激戦区ではありますが、居住人口は増加を続けており、需要はうまれているものと思われます。

兵庫県立総合衛生学院の移転で数百人の学生が新長田に集まる事になります。西市民病院も新長田への移転を予定しており、新長田の拠点性は確実に向上している筈ですが、街の活力に関して具体的な成果に結びつけていきたいものです。
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