旧居留地

神戸市立博物館が11月2日(土)にリニューアルオープン より魅力的な集客施設に変貌



昨年2月に一度閉館し、その後、開業後初のリニューアル工事となる大規模改修が実施されてきた旧居留地の神戸市立博物館。昭和10年竣工の近代建築だった横浜正金銀行神戸支店として建設され、戦後は東京銀行神戸支店として使用されていました。1982年に神戸市立博物館に改修され、それ以来、30年以上に渡って親しまれてきましたが、館内のゾーニングの全面見直しとより魅力的な展示空間の構成を基に大規模なリニューアルが行われており、いよいよ11月2日(土)にオープンを予定しています。

リニューアルによって1階は入場無料となり、より多くの集客を見込めるようになる事で周辺への賑わい創出にこれまで以上に貢献する施設となります。また土曜日は夜9時まで開館し、ナイトタイムミュージアムとしての定着を狙います。夜の早いと言われる神戸で夜を楽しめる街への一歩をこの施設でも図ります。建物の日没後のライトアップについても照明設備をLEDへと更新し、季節やイベントに応じて色やパターンの変更が可能となります。

旧居留地はその景観や雰囲気を含めて博物館や美術館等の立地にも非常に適しています。市立博物館のリニューアルを機に今後も企業ミュージアムを含めたユニークな博物館の周辺の民間ビルへの誘致促進によって集積化を図る事ができれば、新たな魅力が生まれるのではないでしょうか。

関連記事

POSTED COMMENT

  1. 海辺の文化都市へ より:

    博物館の記事、有難うございます。

    私も、この周辺にもっと文化施設が集積したらと思います。文化ホールも三宮に移転しますし。ファッション美術館が居留地に移転する、などは考えられないでしょうか。地域的にベストマッチだと思いますが。(六アイは、住宅都市に徹する)

    ウォーターフロントの開発にも、国際的に質の高い現代美術のミュージアムが必要です。transをきっかけに、中央区、兵庫区にできないでしょうか。港を通じて、淡路とともに瀬戸内国際芸術祭の盛り上がりに連動してほしいです。

  2. たぁなぁ より:

    こべるん様


    いつも楽しみに拝見しております。

    神戸市立美術館のカフェですが、「tooth tooth凸凹茶房」が入居するようです。
    https://townwork.net/detail/clc_1839160236/joid_Y002BDH9/
    (すでにご存じでしたら、スミマセン)

    ご参考までに。

    • しん@こべるん より:

      情報ありがとうございます。tooth toothの出店は楽しみですね。カフェ利用での博物館訪問もアリかもしれませんね。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です