こべるん ~変化していく神戸~
市庁舎建て替え計画

神戸市庁舎冷却塔機能移転工事 外構工事が進行中 いよいよ3号館移転準備へ



神戸市庁舎3号館を新中央区総合庁舎へと建て替える為、同庁舎屋上にある冷却塔設備を敷地北端の花時計のあった場所に移設する工事が昨年末から進められてきました。新しい冷却塔の設置は完了し、設備を囲む目隠しの外壁も完成。



仮囲いも既に撤去済で、現在は外構工事が開始されています。



完成した外壁は可も不可もなく、飾り気も特にありません。極力目立たない存在です。しかし2号館の整備方法次第ではこの見た目や設置場所を含めて再考が必要です。再整備中の暫定設備と考えるべきかもしれません。



設備の周りを再度、広場として整備する工事が進められています。2号館の入居部局も今年度中の移転完了を目指しており、3号館の建て替えと2号館の取り壊しが同時に進行すれば市庁舎周辺でも三宮駅前同様に再開発の進行を実感できるようになるでしょう。



検討、意見募集、調査ばかりで具体的な成果、実行力、スピード感の乏しい三宮再整備。好景気を背景にできる内に進める事が出来なければ、民間投資は冷え込み、例え実現できても規模や内容が縮小されてしまいます。



2008年のリーマンショック・サブプライムローン問題の景気後退によって神戸のウォーターフロントで計画されていた複数のホテルを中核とした大型プロジェクトが頓挫し、その後に同じ場所で進んだ計画はどれもスケールダウンもしくは用途変更されてしまった事を忘れるべきではありません。実現していれば神戸港を華やかに彩っていた筈の夢のある計画ばかりでした。


新港第1突堤

ダヴィンチ・アドバイザーズによる船の形状をモチーフにした円筒形384室のシティリゾートホテル+シネコン



「神戸みなと温泉蓮」・「ラ・スイートオーシャンズガーデン」


中突堤中央地区

神戸ミッドポートプロジェクトと呼ばれた低層部に物販・飲食店舗と高層部にユーミンが名付けた「神戸海辺ホテル」、ウェディング施設を組み合わせた複合商業施設



ウェディング施設のみの「ノートルダム神戸」


南京町

西側入口前にアーバンコーポレイションの地上13階建ホテル



和田興産の分譲マンション「ワコーレ元町ザ・シティ」

いずれも賑わいを考える上で重要な立地でした。開発が進んだ事は良しと考えるべきですが、どれも当初の計画と比較すると不本意な内容になってしまいました。

JR駅ビルやバスターミナルビル、その他の再開発も景気が後退した場合、規模縮小や計画凍結、最悪のケースでは撤退といった悪夢も考えられるのです。ぼやぼやノンビリしている余裕はないのです。



以前、私が市庁舎24階展望ロビーのトイレを改修すべきと当ブログで述べました。そのせいではないと思いますが、ようやく改修工事が開始されました。もし訪れる際には7月までは既に綺麗になっている1階のトイレを使用しましょう。さて、新中央区総合庁舎はいつその概要を発表するのでしょうか。

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POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    ダビンチとミッドポートは本当に残念でしたね。特にミッドポートは残念です。あれが完成していたらメリケン~ポートタワー~umieへの賑わいが出来たと思います。
    ノートルダムは意匠的には頑張ったけど結婚式場は賑わいには寄与しません。この他、ラヴィマーナ(空港島)、アニヴェルセル神戸(umie)、VILLA BLANCHE(東遊園)そして、建設中のララシャンス(なぎさ公園)とブライダル事業者ばかりが、都心部の第一級の眺望点を占拠し独占して行きます。
    神戸市の事業コンペ募集要項の賑わい施設誘致という文言はカラカラ空回りしています。

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