神戸市役所本庁舎2号館の再整備を行なう民間事業者を公募する為、選定作業を円滑に行うにあたり必要となる、事業スキームの決定や公募要領・要求水準書の作成等に関する支援を行う事業者を募るコンペによってPwCアドバイザリー・日総建共同体が選定されました。
この後に開催された第5回都心三宮再整備推進会議にて本庁舎2号館の再整備についても協議が行われ、現況と整備方針についても一歩踏み込んだ説明が実施されました。再整備には現2号館及び同別館、エネルギーセンター、旧花時計/現クーリングタワーを含めた敷地を対象とし、まずは3号館跡に新中央区総合庁舎を建設すると共に3つの庁舎ビルを結ぶ存在となる新エネルギーセンターを南側に整備。三方の庁舎と連絡デッキで結びます。同センター2階には連絡ロビーを設ける予定です。その後、新庁舎ビルの建設工程に移ります。
計画される建物構成方針として、基壇部をにぎわい・商業施設とし、北側にオフィスやホテルとなるにぎわい・集客機能を備える高層棟、中央に音楽専用ホールを想定した文化・芸術機能、南側に行政機能を持つ庁舎という複合施設とするようです。北側の高層化によって1号館との間にスペースを創出できる他、デザイン面でも1号館の縛りを受けずに済むというメリットも生じます。
想定される床面積ですが、新庁舎・にぎわい施設が5.5万平方メートル。5万平方メートルの1号館と同等規模という当初案を維持しているようです。エネルギーセンターを加えると6万平方メートルに達します。
今後のスケジュールですが、今年度から来年度に掛けて民間事業者を決定しつつ、エネルギーセンターの建設と現庁舎の解体を進めます。新庁舎兼複合施設の建設は23年度からとし、完成は26年度以降を想定しています。
PwCアドバイザリー・日総建共同体のプロポーザル時には再整備案を提示したものと思われます。高層棟の規模や高さを1号館に対してどの程度に設定するのか。オフィスとホテルの割合はどうなるのか。バスターミナルビルがオフィス中心でしたので、こちらはホテルの割合が高めになる可能性もあります。6年後にはツインタワーが南北に並ぶ様が見られると思うとワクワクしますね。
神戸市役所本庁舎2号館の再整備方針・構成とスケジュール
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
大まかな工程が決まりやっと具体化してきましたね今後が楽しみです。ここに音楽ホールを整備するのは中々良い事だと思います。
ただ、ここに造るなら、国際会館もあるしバスターミナルのホールは不要じゃないでしょうか?と言うより、こんなサイズのホールを都心部にいくつも作るより、さいたまスーパーアリーナのような、大イベントの開催が可能な施設整備こそ神戸には必要だと思います。
神戸には体育館もホールも中途半端なサイズしかないから国内外の人気アーチストの講演が無いに等しい状況ですから。
街のポテンシャルを引き出し活かす投資になると思うのですが、市民の憩いの場目線の行政では、神戸は若年人口が減り続けるばかりでしょう。
久元さんの施策は終活思想とでも言いますか、神戸市を終活の街にするつもりなのかもです。(笑)
アリーナは是非とも欲しいですね。新港町の一部の土地を当てられないでしょうか。もしくはかもめりあの裏の駐車場。もしくは波止場町の駐車場場(オークラの北側)。
大阪は万博記念公園に関西最大級アリーナ作るとか言ってますし、夢洲には巨大IR施設が出来ることになります。
そういったことを全く意識していないのでしょうかね?神戸市は。
コンベンションセンターの建て替えも進まない、ポートターミナルの建て替えも進まない、中規模ホールばかりが乱立。気付いたときには手遅れです。
sirokumaさんへのコメント返信にも書きましたが、オークラ裏のメリケン駐車場なんてうってつけの市有地がありました!商業利用には微妙ですが、アリーナなら良いのでは??
音楽、しかもクラシック用、あるいはジャズ用のホールばかりの神戸市のハコもの造り。
久元市長と愛妻の嗜好で、はたまた神戸新聞の洗脳で音楽の街と銘打たれても、クラシック系ばかりではたまったもんじゃありません。
やはり神戸に今必要なのはアリーナですよね?
「音楽ほど人を感動させるものはない」
故伊丹十三監督の言葉です。
しかし音楽はクラシックだけではありません。
ポップス、ロック、ブルース、演歌、大衆が迎合するものが中心でなければいけないでしょう。
神戸市は、神戸市民は地味でなければいけないなんて誰も思っていません。なぜカッコよくしてはいけないんでしょう?
若者は地味ではいけませんね。
今一度、カッコよさを一度追及すべきです。
ある意味、市長は格好付けなのでしょう。大衆文化よりもクラシックやジャズ等を洗練された上流文化として考え、そういった文化が神戸には相応しいと。